NHK北九州放送局が初めて制作する地域ドラマ『北九州発地域ドラマ』がBSプレミアムで今年10月に放送。土村芳と藤本隆宏の出演が発表された。
昨今、市内の至るところで映画のロケが行われ、“映画の街”としての顔も持つ福岡県北九州市。本作では、北九州市役所のフィルム・コミッション初の女性職員(土村)と、彼女が憧れを抱く恋愛映画の巨匠監督(藤本)が映画制作を目指す心温まるコメディ。
本作がテレビドラマ初主演となる土村は、「とても光栄に思っています。北九州発のドラマということで、私は初めて行く土地ではありますが、数多くの映像作品のロケ地として人気の北九州で撮影させていただけることが今からとても楽しみです。物語も、映画製作を通して、人が成長していくお話なので、深いつながりを感じています。少しでもたくさんの方の心に届くよう頑張りたいと思います」と意気込みを。
映画監督役で出演する藤本は、本作の舞台・北九州出身。「幼少のころを過ごしたこの街。昔は父の勤めていた製鉄所や、工場や煙突のイメージしかありませんでしたが、今ではレトロな街、文化の街、自然の美しい緑の街として生まれ変わっています。そして、忘れてはならないのは映画の街! そんな故郷での作品に出演できること、幸せで楽しみにしています」と本作への期待を膨らませた。
『北九州発地域ドラマ』は今年5月に北九州市内各地で撮影が行われ、10月にBSプレミアムで放送予定。