タツノコプロ55周年記念作品として、カンフーなど格闘技の要素を大胆に取り入れたヒーローエンターテインメント「破裏拳ポリマー」が、5月13日(土)より全国公開。これに先駆け、都内で完成披露舞台あいさつが行われ、出演者の溝端淳平、山田裕貴、原幹恵、柳ゆり菜と坂本浩一監督が登壇した。
主演を務めた溝端は「寒い中、汗水垂らしながらみんなで作った作品です!今回初挑戦だったアクションは、監督がブルース・リーと演じていた方なので、1番キレが良くてついていくのに必死でしたが、俳優人生の中でもとても貴重な経験でした」とコメント。
本作にちなんで、それぞれの必殺技を尋ねられると、自身の必殺技が何なのかわからないという柳に対して山田が「みんな必殺技の1つや2つくらいあるでしょー!?」というと、溝端から「じゃあ山田から発表しろよ!」とツッコミが入る。もともと台本には発表の予定がなかったという山田は、焦りながらも自身の必殺技「言霊」を発表し、「落ち込んだときに鏡に向かって『俺は天才、俺は天才』と語りかけて、自分のテンションをあげます(笑)」と自らを鼓舞するときに使う必殺技を告白。いっぽう劇中でもセクシーなポリマースーツに身を包み、寝技や絞め技を披露している原は「気になる男性を前にしたときに、上着を一枚脱ぐ」と大胆な技を明かすと「撮影の時、僕の前では分厚いダウンジャケット着てたけどなー」としょんぼりした表情を浮かべる山田。そんな中「えー、なんやろう」と必殺技を考えていた柳に、ぽろっとこぼれたひと言を横で聞いていた溝端と山田が「それじゃん!」と“不意に出てくる関西弁”を柳の必殺技に任命するひと幕も見られた。
破裏拳流の師匠でもある坂本監督を相手に華麗なミット打ちを披露するなど会場を沸かせていた溝端が、最後に「坂本監督が引っ張ってくださって、笑えるシーンも多くアクションシーンもアドレナリン全開でした!笑いのたえない現場で家族愛や友情についても描かれたヒューマンなところもある作品です。どうぞ楽しんでください!」とメッセージを送り、舞台あいさつを締めくくった。
タツノコプロ55周年記念作品「破裏拳ポリマー」
5月13日(土)新宿バルト9 ほか全国ロードショー
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