累計2,200万冊の発行部数を誇る話題沸騰の人気コミックを衝撃の映画化した「東京喰種 トーキョーグール」の映像が解禁された。
舞台は、人を食らう怪人“喰種(グール)”が潜む東京。主人公の金木研(カネキ)を演じるのは、窪田正孝。内気で平凡な大学生だったカネキは、ある事件がきっかけで半喰種となり、もがき苦しむ中で喰種たちの世界に触れ、やがてこの世界のあるべき姿を模索していく。
清水富美加が演じるのはヒロインの霧嶋董香(トーカ)で、喰種として生きる運命を背負いながら、人間の世界に馴染もうと努力する女子高生。愛する仲間のために、強大な敵に立ち向かう。
ほかにも喰種対策法を背景に活動する国の行政機関CCG(Commission of Counter Ghoul)本局所属の一等捜査官・亜門鋼太朗に鈴木伸之、表向きは理知的で清楚な女性だが貪欲な大食いの喰種である神代利世(リゼ)に蒼井優、CCG本局所属のベテラン喰種捜査官・真戸呉緒に大泉洋が扮し、「東京喰種」の世界を体現する。
※公式YouTube:
解禁された特報では、「人間は誰も知らない、喰種の世界を―」という冒頭テロップから、恐るべき存在としてとらえられている喰種の<真実の世界>へと一気に誘い込まれる。
人間と喰種、のちに二つの世界を知る唯一の存在となる金木研(カネキ/窪田正孝)は、その行く末を象徴するような不安げで複雑な表情を見せ、続いて喫茶店「あんていく」でアルバイトしている女子高生のトーカ(清水富美加)、正義感あふれる亜門(鈴木伸之)、理知的で清楚な印象のリゼ(蒼井優)、不敵な笑みを浮かべる真戸(大泉洋)の一見どこにでもいるような<人間>らしい姿が映し出される。
しかし後半は一変し、それぞれの憎悪が渦巻く中、激しいバトルシーンが展開。カネキとトーカの研ぎ澄まされた身のこなしや、喰種の象徴であるマスクをまとったカネキと亜門の手に汗握る大迫力のアクション、喰種に対抗するために開発された武器“クインケ”を手に持った真戸が垣間見え、<喰種VS人間>の壮絶な戦いを予見させる。
ラストには、人間を捕食するための喰種特有の殺傷能力のある武器“赫子(かぐね)”が出現した状態のカネキの姿が。さらに、後半には喫茶店「あんていく」のマスター芳村功善の印象的な劇中せりふ「人間と喰種、きみは二つの世界に居場所をもつ、ただ一人の存在なんだ」が使われ、まだ発表されていないこの声の俳優は誰なのか期待が高まる。
映画「東京喰種」は、7月29日(土)公開。
<作品概要>
人の姿をしながらも人を食らう怪人【喰種(グール)】。水とコーヒー以外で摂取できるのは「人体」のみという正体不明の怪物たちが、人間と同じように東京の街で暮らしている。ごく普通のさえない大学生の金木研(カネキ)は、ある日、事故に遭い重傷を負う。病院に運び込まれたカネキは、事故のとき一緒にいた喰種の女性・リゼの臓器を移植され、半喰種になってしまった。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店「あんていく」で働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生・霧嶋董香(トーカ)と出会う。「あんていく」は喰種が集まる店で、トーカもまた喰種なのだった。トーカはぶっきらぼうな態度を取りつつもカネキを助ける存在になっていく。喰種たちのことを深く知ることで、大切な仲間や友人とどう向き合うか葛藤するカネキ。そんな中、カネキは喰種を駆逐しようとする人間側の捜査官・CCGとのし烈な戦いに巻き込まれていく。
■STAFF&CAST
原作:石田スイ
監督;萩原健太郎
脚本:楠野一郎
出演:窪田正孝、清水富美加、鈴木伸之、蒼井優、大泉洋
■公式サイト
http://tokyoghoul.jp
©2017「東京喰種」製作委員会