向井理&斎藤工のダブル主演、池井戸潤原作の「連続ドラマW アキラとあきら」の放送日が7月9日(日)に決定し、キャスト陣が解禁された。
原作は、作家・池井戸潤が月刊小説誌「問題小説」で2006年から2009年にかけて連載した同名小説。これまで単行本化されていなかったが、オリジナル文庫として刊行されるのに合わせて7月にドラマ化される。大企業の御曹司として、約束された次期社長という宿命にあらがう階堂彬。父の会社の倒産、夜逃げなど過酷な運命に翻弄されながらも、理想を育んだ山崎瑛。“アキラ”と“あきら”の人生は、何かに導かれるように交差する――。
自らの意志で人生を選んできたエリート・彬役を向井理、自らの能力で人生を切り開いてきた天才・瑛役を斎藤工が演じる。2人は本作が連続ドラマW初出演となる。
今回解禁されたキャスト陣は、小泉孝太郎、田中麗奈、賀来賢人、木下ほうか、堀部圭亮、松重豊、瀧本美織、永島敏行、尾美としのり、石丸幹二と豪華俳優陣がずらり。
小泉は、向井演じる彬と斎藤演じる瑛が勤める産業中央銀行の人事部・安堂章二役、石丸は彬の父で、東海郵船社長の階堂一磨役、松重は瑛の父・山崎孝造役、田中は瑛の同級生・北村亜衣役、賀来は彬の弟・階堂龍馬役、木下は一磨の弟で、東海旭商会社長の階堂晋役、堀部は東海旭観光社長で晋の弟、階堂崇役、瀧本は彬の同僚・水島カンナ役、永島は産業中央銀行融資部長の羽根田一雄役、尾美は亜衣の父・北村利夫役を演じる。賀来と瀧本は連続ドラマW初出演となる。
<キャストコメント>
■小泉孝太郎(安堂章二役)
向井君、斎藤君が演じる2人のアキラの理解ある上司役として、安堂という役を頂いたことに大きなやりがいを感じています。大きな組織の中で悩み、葛藤しながら生きていく前向きな2人のアキラを支えたい!という一心で撮影に臨んでいます。
池井戸さんの爽快で人が持っているエネルギーを感じられる世界観が素晴らしいです。2人の良き上司として存在できる様に頑張ります。
■田中麗奈(北村亜衣役)
WOWOWの連続ドラマは、以前「LINK」という作品に参加して以来です。この出演がきっかけでWOWOWに加入し撮影が終わってからも、一視聴者として親しんできました。
いつでも媚びない独特の世界観を発信しながらも視聴者を魅了していく作品作りは、演者側からとしてもとても魅力的です。そんなWOWOWのドラマの世界に再び私も参加できる事、大変うれしく思っています。
銀行員としてではなく二人のあきらのそれぞれの違った人間性を、視聴者の皆様により分かりやすく伝えるために亜衣が存在できればと思います。
WOWOW×池井戸潤さんのエンターテインメントヒューマンドラマをぜひお楽しみください!!
■松重豊(山崎孝造役)
僕がになっているのは、昭和パートなのでその空気をうまくだせるよう心掛けています。
■石丸幹二(階堂一磨役)
池井戸潤さんの新作ドラマと伺い、「今度はどんな役だろうか?またもや強烈な悪役か、それとも身を投げ打ってでも会社を守ろうと奔走する熱血漢か」と、大きな期待と小さな不安を抱いて配役を聞いた。主人公のひとり、彬の父親役。どちらかといえば後者であった。少し安堵し、「彼なりの正義を持って、この作品に向かおう」と思った。
<ストーリー>
昭和61年4月、メガバンクの産業中央銀行の新人研修が行われていた。その最終行程は成績優秀だった2チームが行う実践形式の融資戦略研修。それぞれのチームの代表は東京大学出身同士の階堂彬(向井理)と山崎瑛(斎藤工)。彬のチームは融資を申し込む会社側、瑛のチームはそれを吟味する銀行側になり、後代にも語り継がれる名勝負を繰り広げた。
日本有数の大企業「東海郵船」の御曹司として生まれ王道を歩んできたエリート、階堂彬。父の会社の倒産、夜逃げなど苦難の道を歩んできた天才、山崎瑛。2人はそれぞれの力で人生を切り開き、同じ産業中央銀行に入行した。実は2人の人生はこれまでにも交差していた。しかし、2人はまだその事実に気付いていない。
良き友人、良きライバルとして互いに刺激し合いながら、バンカーとして苦難を乗り越えていく2人。そして“宿命”としか言いようのない、過酷な試練が2人に降り掛かる…。
「連続ドラマW アキラとあきら」
WOWOWプライム
7月9日スタート
毎週(日)午後10時~(全9話)
※第1話無料放送
原作:池井戸潤「アキラとあきら」(徳間文庫 2017年5月31日刊行予定)
脚本:前川洋一(「連続ドラマW 沈まぬ太陽」「連続ドラマW 下町ロケット」)
監督:水谷俊之、鈴木浩介(「連続ドラマW 沈まぬ太陽」「連続ドラマW 下町ロケット」)
音楽:羽岡佳(「連続ドラマW 楽園」「連続ドラマW 下町ロケット」)
出演:向井理 斎藤工 小泉孝太郎 田中麗奈 賀来賢人 木下ほうか 堀部圭亮/松重豊/瀧本美織 永島敏行 尾美としのり 石丸幹二
特設サイト:http://www.wowow.co.jp/dramaw/akira/