サックス奏者・武嶋聡、神童に囲まれ「想像を超えてくる」と驚がく!『ムジカ・ピッコリーノ』シーズン5放送中

エンタメ総合
2017年04月26日

『ムジカ・ピッコリーノ』 4月からシーズン5が放送中の音楽番組『ムジカ・ピッコリーノ』(Eテレ 毎週(金)後5・35~5・45)の取材会が行われ、シーズン1から出演する斎藤アリーナのほか、新たにメンバーに加わった奥田弦、ケンタロウ、佐藤奏、武嶋聡らが登場した。

 同番組は、ストーリー仕立てで送る子供向け音楽番組。舞台となるのは、架空世界「ムジカムンド」。主人公たちは、人々から忘れられ、モンストロ(怪獣)の姿でさまようムジカ(音楽や楽器)を救出し、音楽の記憶をよみがえらせようと活動する。

 番組内ではメンバーがあらゆるジャンルの楽曲をオリジナルアレンジで演奏しており、これまで、そのクオリティの高さがたびたび話題に。今回、斎藤(アリーナ・モンテヴェルディ)はギターとボーカル、奥田(レオ)はピアノ、ケンタロウ(ルチオ)はチェロ、佐藤(ルネッタ)はドラム、武嶋(ブルーノ)はサックスを担当する。

 今シーズンのバンドには、子供ながらプロのミュージシャンとして活躍する“神童”たちが集結している。新メンバーたちは「番組の世界観がすごく好きです。まさか自分が出られるとは思っていなかったので、本当にうれしいです。皆さんに音楽の素晴らしさを伝えたい」(佐藤)、「何を言えばいいかなあ(笑)。…劇中ではレオ役としてイヤなやつを演じていますが、本当はそんな人間ではなく、普段は笑顔で過ごしています(笑)」(奥田)とコメント。最年少の11歳となるケンタロウは「皆さん(演奏が)うまかったりして、いかに自分が未熟か思い知らされましたが、これからも頑張っていこうと思います」と収録を振り返り、11歳らしからぬ落ち着いた話しぶりと言葉選びに、報道陣からはどよめきが。

 シーズン1から続けての出演となる斎藤は「毎年あっという間に過ぎて、もう5年目か、という感じです。今年は同世代の子たちに囲まれているので新鮮です」と同じ10代との共演を喜んだ。続けて、「みんなと一緒に成長していく姿がすごくリアルで、ファンタジーの物語だけど、どちらかというとドキュメンタリー番組なんじゃないかと思います」と番組を分析。役については「それぞれの性格、個性が役と似ているんです。(奥田を見ながら)約1名を除いて(笑)。なので、そういう意味でも一緒に成長していって、10代ならではの味というか、独時な感じも楽しんでいただけたら」と話した。

 この中で唯一の40代となる武嶋は、普段はトータス松本や星野源といった人気アーティストの楽曲アレンジやライブサポートなどに参加。「世代を超えたバンドに参加できて光栄です」と語る武嶋は「10代の4人と演奏するのはかなり貴重な機会。想像を超えることをしてくるときもあって、大人とは違う感性に刺激を受けながらやっています」と刺激的な収録を振り返る。

 今後、挑戦したいジャンルや楽曲について聞かれると、「例えばヒップホップとかダブとか、『この編成でこれやるの!?』みたいなところに行きつきたいです。10代には『ただやりたくて衝動的にやる』みたいなところがあって、それがキラキラしてて、そういうのは今しかないと思うんです。僕はもう違うんですけど(笑)。むちゃくちゃなところにチャレンジしても面白いんじゃないかな、と思います」と新たな挑戦に期待を込めた。

『ムジカ・ピッコリーノ』は、Eテレにて毎週(金)後5・35から放送中。

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