「ザ・コンサルタント」のブルーレイ&DVDが5月17日(水)より発売&レンタル開始。※現在デジタルセル先行配信中。発売に先がけ、本作にあるアメコミファンを喜ばせる要素を分析。
本作は、ベン・アフレック主演のクライム・アクション。本作のアメコミ映画に関連する、アメコミ映画ファン必見の見どころなどをアメコミライターの杉山すぴ豊が解説した。
「主人公を演じるベン・アフレックは『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』から始まり、今年公開の超大作『ジャスティス・リーグ』以降もバットマンを演じるので、バッドマン映画の前哨戦としても楽しめる。主人公ウルフは、表の顔がビジネスマンで、裏の顔がダーク・ヒーローという点ですでにバットマンっぽいですが、ウルフが数字に強く分析能力にたけている、というのもバットマンに近い」と分析する。
さらに、「バットマンは“世界最高の探偵”と異名をとるぐらい頭脳派。ウルフが数字をにらみながら不正の謎を解いていくシーン、次のバットマンもこうなるのではと期待しています。こういう二面性を持ったヒーローを見事にベン・アフレックは演じており、また小道具を使いこなしたり一撃必殺の格闘術で相手を倒すところも様になっているから、ベン・アフレック版バットマンにますます期待が持てます!」と語った。
杉山は続けて「なんとレイ・キング役のJ.K.シモンズは『ジャスティス・リーグ』からバットマンの盟友ゴードン警部を演じる。つまり本作でも、次の『ジャスティス・リーグ』でもベン・アフレックとJ.K.シモンズは対犯罪のパートナーという関係」と共演者の配役にも目をつける。
また「なお、レイと行動を共にするメディナ役のシンシア・アダイ=ロビンソンはDCコミックス原作のテレビシリーズ『スーサイド・スクワッド』を率いる、アマンダ・ウォーラーを演じており、この『スーサイド・スクワッド』もアマンダもバットマンに関係の深いキャラですから、この配役にもニヤリ。配役と言えば、ウルフの弟プラクストンを演じるジョン・バーンサルはマーベル×Netflixのドラマ『デアデビル』シーズン2で、原作コミックスで人気の必殺処刑人バニッシャーを演じています。映画版の『デアデビル』はベン・アフレックが演じていたので、これまた狙ったとしか思えないキャスティング!」と語った。
そして「主人公が口ずさむソロモン・グランディはバットマンのコミックスに出てくるスーパーヴィランの名前でもあるし、主人公ウルフが資産としてDCの古いコミック誌(それぞれスーパーマン、グリーン・ランタンの登場号)を持っているなど、この映画の監督ギャビン・オコナーは絶対アメコミ映画ファンの間で話題になることを見越して、この映画を作ってるとしか思えません(笑)。実際、ギャビン・オコナーはバットマン映画の監督候補にもなっていました。ですので、『ザ・コンサルタント』はアメコミ映画ファンも必見です!」と見どころを語った。
「ザ・コンサルタント」2017年5月17日(水)ブルーレイ&DVDリリース、デジタルセル先行配信中
◆【初回仕様】ブルーレイ&DVDセット(2枚組/デジタルコピー付)3990円+税
◆【初回仕様】<4K ULTRA HD&2Dブルーレイセット>(2枚組/デジタルコピー付)5990円+税
<映像特典>
新たなヒーローの誕生/映画の中の「行動科学」/クリスチャン流アクションの作り方
※同日レンタル開始
発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
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