1997年土曜9時枠で放送された連続ドラマ『ぼくらの勇気~未満都市』(土曜9時枠・平均視聴率16.8%)から今年で20年。そしてこのドラマで主演を務めたKinKi Kidsも今年デビュー20周年。これを記念し、奇しくもドラマ最終回で「20年後、またこの場所で会おう」と言って別れた彼らが今夏、KinKi Kidsデビュー20周年記念特別企画『ぼくらの勇気~未満都市SP(仮)』でその約束を果たす。
1997年に放送された『ぼくらの勇気~未満都市』は、「ある街で大地震が起きたというニュースが流れる。友人を探しにきた高校生のヤマト(堂本光一)、同じく高校生のタケル(堂本剛)は、物々しい警備を潜り抜けフェンスで囲まれた街に潜入。そこに広がっていたのは大人が死に絶え、子どもたちだけになった無秩序な混乱だった。ヤマトとタケルは様々な問題や事件を乗り越えながら仲間とともに暴力に支配された子どもだけの街に秩序を取り戻していく」という物語。 KinKi Kidsが歌う主題歌「愛されるより 愛したい」もトータルセールス160万枚以上を記録した。
20年前、戦いの最後に「20年後の今日、俺たちでまたこの場所に集まろう」と言ったヤマトを演じる堂本光一は「当時の放送から20年の月日が流れましたが、改めて振り返ってみても貴重で濃密な経験をさせて頂いたと感じています。大人たちに立ち向かっていた自分たちが今は大人になり、逆の視点から感じた真っ直ぐな思いを再びヤマトを通じて表現できる楽しみを噛み締めています。堤監督をはじめ、当時のスタッフと再びご一緒できることに感謝しながら、成長したヤマトと向き合いたいです。当時ご覧頂いていた方はもちろんですが、初めて観る方々にも楽しんでもらいながら思いが伝われば幸いです。」とコメント。
タケルを演じる堂本剛は「20年の時を経て、再びタケルに出会える喜びを感じています。あの頃の若さゆえの真っ直ぐな正義感、純粋な気持ちを懐かしく思いながらも、大人になったタケルを生きたいと思います。多感な時代に出会ったスタッフの皆さんとまたこうして一緒に物作りが出来るご縁に感謝をしながら楽しみたいと思います」と意気込みを語っている。
演出は堤幸彦、プロデューサーは櫨山裕子と制作スタッフも20年前と同じ布陣で挑む本作。櫨山プロデューサーは「色々な偶然と奇跡が重なり、20年後の今年、このようなご縁に恵まれました。何より不思議なのは20年前、最終回の台本を作る際、『再会の時』を10年後ではなく20年後に設定したことです。当時からこのドラマを想定していたはずもなく、『大人って何歳からか』を考えた結果と記憶しています。KinKi Kidsのお二人が、今年デビュー20周年。当時考えていた「大人」の年齢になりました。18歳の若者が20年の時を経て、どんな大人になったのかを、今作ではあの世界観そのままにエンタメ感満載で描きたいと思います。」とアピールしている。
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