フジテレビ7月期の木曜劇場が真木よう子主演の『セシルのもくろみ』に決定した。
本作は、ファッション誌「STORY」で連載された唯川恵による同名小説をドラマ化。ファッション雑誌業界を舞台に専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなどさまざまな立場の女性たちが、ぶつかり合いながらも幸せを探していく姿を描く。
真木が演じる主人公・宮地奈央は、自分を着飾ることに興味がなく、実を取る専業主婦で、夫と中学1年生の息子との3人暮らし。日々の小さな幸せが自分の幸せだと満足している母親だ。だが、ある日、人気女性ファッション誌「ヴァニティ」の読者モデルとしてスカウトされたことから、生活が一変。これまで読んだこともなかったファッション誌の世界に足を踏み入れることになる。
真木のほかに、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子ら豪華女優陣が集結。“オトナのオンナ”たちがドラマを盛り上げる。
また、劇中では作家などの文化人、美容家、スポーツ選手らさまざまな分野で活躍する実在の女性たちも出演する。
<出演者コメント>
■真木よう子
「自身がやりたい仕事に挑む野心。愛する我が子を笑顔で幸せにしたい親心。これを両立させるが故に発生する、苦悩、葛藤。本(台本)には非常に共感いたしました。しかしながら、私はこの作品を通し、男女関わらず、本当に美しく格好の良い人間とはどういった姿勢で己の道を歩んでいくのか。そのような姿を多くの方に微力ながらもお見せできればと思っております」
■吉瀬美智子
「最初に台本を読ませていただいた時、リアリティーのあるお話に期待感が膨らみました。モデル・雑誌業界の裏側が描かれ、モデル経験者としても楽しみです。経験を生かしつつ、“浜口由華子”という女性の人生を丁寧に演じていきたいと思います」
■伊藤歩
「主人公の真木よう子さんとバディを組む役なので、現場でもドラマのような熱い関係が築けたらと思います。またすてきな共演者の方々との撮影が今から楽しみです!恋愛やキャリアが崖っぷちであっても、好きな仕事や信念は貫き通す。そんな沖田江里の諦めない情熱をこの夏! 精いっぱい演じ切りたいと思います!」
■板谷由夏
「見てみたい! と台本を読み思いました。見てみたいドラマのひとつのピースになれるのはありがたいことです。女たちのこころを知りたい! と欲を出す夏になりそうです。欲深く役を満喫したいです」
■長谷川京子
「後半戦の“カギを握る役”ということで、私自身どのように皆さんと絡んで行くのか楽しみであり、また、作品のラストスパートを一気に加速させる起爆剤になれたら良いなと思います。女性陣がここまでそろうドラマは他に見たことがないので、今から現場に行くのがとても楽しみです。それぞれの人生を歩んできた女性が、モデルという一見華やかな舞台でどのように歩み、葛藤していくのか。きっと同世代の女性に共感していただけるストーリーになると信じています」
木曜劇場『セシルのもくろみ』
フジテレビ系
7月スタート
毎週(木)午後10時~10時54分
出演者:真木よう子、吉瀬美智子、伊藤 歩、板谷由夏、長谷川京子 他
<スタッフ>
原作:唯川 恵「セシルのもくろみ」(光文社文庫 刊)
雑誌「STORY」2008年~2010年連載
脚本:ひかわかよ(『救命病棟24時・第5シリーズ』『医龍4』)
プロデュース:太田大(『名前をなくした女神』『ファースト・クラス』)
金城綾香(『5→9~私に恋したお坊さん~』『営業部長 吉良奈津子』)
浅野澄美(『最後から二番目の恋』『最高の離婚』)
演出:
澤田鎌作(『CHANGE』『不毛地帯』)
並木道子(『最高の離婚』『問題のあるレストラン』)
高野舞(『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』)