ヒロシマ8・6ドラマ『ふたりのキャンバス』(NHK総合)の会見に、小芝風花、近藤正臣が登壇した。
“原爆の絵”の題材に描かれる『ふたりのキャンバス』。小芝は「広島では、実際に被ばく者の方から『あなたはあなたができることで原爆について伝えてほしい』と言っていただいたんです。だから、私なりに見てくださる方に少しでも何か感じてもらえればと思いながら演じました」と。いっぽう近藤は、「悲惨な出来事ですが、壊れてしまった以上、宝物にしなくちゃならない。このドラマに携わり、原爆の跡を目の当たりして、これは広島だけの問題ではなく、あらためて日本の問題だと感じました」と真剣なまなざしで語った。
小芝の印象について尋ねられ、「孫! それにずっと高校生だと思っていた」と話す近藤は、続けて「撮影が終わった移動の車ですぐ寝る」とオフの小芝を暴露。これに対して「もー!!」と憤慨した小芝だが、反論するのかと思いきや、「私が寝てしまったとき、近藤さんがご飯に誘おうとしてくださっていたみたいで、とても悔しい思いをしました…」と残念そうな表情を。かわいい“孫”の言葉にすっかり目尻を下げた近藤は、「リスウサギなんていうものが居たら、まさに彼女のこと」と独特の例えで笑いを誘い、ほのぼのとした関係性が垣間見れた。
ヒロシマ8・6ドラマ『ふたりのキャンバス』は中国地方で8月1日(火)に先行放送。8月5日(土)に全国で放送される。