AKB48チーム4の村山彩希(13期生)がプロデュースする16期研究生「レッツゴー研究生!」公演初日が、秋葉原・AKB48劇場で開催された。
開演前、幕が開くとプロデューサーの村山彩希が一人ステージに立ってあいさつ。「本日16期生新公演のプロデュースをさせていただきました、AKB48の村山彩希です。私は、AKB48での劇場公演が大好きですし、これからもたくさんのファンの方に劇場公演の良さを知っていただきたいなと思っています。16期生はデビューして半年が経って、今回新公演がスタートすることが決まってから、お客さんに素敵なパフォーマンスができるように、楽しい公演になるようにと、日々レッスンを重ねてきました。振りがすぐ覚えられる子、覚えられない子、いいパフォーマンスをする子、まだまだできない子がいるのも事実です。でも、できないままステージに立っても、16期生の成長にはつながらない、今の環境で甘えて育ってほしくない、という思いがあり、今回16期生の初日は16人と発表していたのですけど、15人で初日公演を迎えさせていただきます。初日を迎えられなかった3人は、準備が万端な状態になってから初日を迎えさせていただきたいなと思います。早く3人がステージに立てるように、今一生懸命頑張っています。なので18人全員が初日を迎えられるまで、ぜひ、楽しみにしていただけたらなと思います。今日、初日を迎えるまで、みんなで頑張ってレッスンをしてきました。なので、16期生の新公演、成長した姿をぜひ目に焼き付けて帰っていただきたいなと思います。それでは間もなく、『レッツゴー!研究生』公演が始まります!お楽しみにー!」と、来場したファンに、プロデューサーとしてのあいさつと出演メンバーが15名になったことのお詫びを伝えると、会場からは温かい拍手が送られた。
Overtureが流れ、幕が開くと、15名全員の全力パフォーマンスで「快速と動体視力」から公演がスタート。「みなさんもご一緒に」「憧れのポップスター」「その汗は嘘をつかない」と4曲続けて披露し、メンバーは初日を迎えられた喜びの笑顔で自己紹介をした。
ユニットコーナーでは、アイドルらしいパフォーマンスが得意な山根涼羽がセンターの「完璧ぐ~のね」、振り入れを15分で覚えたというダンスが得意な安田叶がセンターの「クロス」、村山彩希が隠れた名曲という「愛の色」、15歳ながら大人びた風貌と高いパフォーマンス力を持つ山内瑞葵がソロで藤田奈那の「右足エビデンス」を披露した。
ユニットコーナーの最後は、16期生最年長19歳の稲垣香織と最年少12歳の鈴木くるみで「わがままな流れ星」と、それぞれの個性を生かすために村山が頭をひねって考えたというセットリストが続いた。
村山は公演のテーマを“学校”と設定し、冒頭4曲は16期生のがむしゃら感を表現するため各チームの楽曲をチョイス。ユニットは学校にいるであろういろんな子を、中盤では反抗期を通り、「High school days」ではメンバーに好きな制服を選んでもらって個性を表現した。
アンコール1曲目は、村山自身が研究生の時に出来た「レッツゴー研究生!」をメンバー1人ひとりの顔と名前を覚えてらうためにと選曲。続いて、これからさらにチームが結束していくことへの願いを込めた「チーム坂」。最後は、村山から16期生へのメッセージとして、AKB48の先にあるそれぞれの夢に向かって頑張ってほしいという気持ちを込めてセレクトされたという「家出の夜」で締めくくり、初日公演は幕を閉じた。
村山彩希プロデュース「レッツゴー研究生!」初日公演
<出演>
AKB48 16期生 15名
浅井七海、稲垣香織、黒須遥香、佐藤美波、庄司なぎさ、鈴木くるみ、田口愛佳、田屋美咲、長友彩海、前田彩佳、道枝咲、武藤小麟、安田叶、山内瑞葵、山根涼羽
<セットリスト>
- Overture ―
1「快速と動体視力」ALL
2「みなさんもご一緒に」ALL
3「憧れのポップスター」ALL
4「その汗は嘘をつかない」ALL
5「完璧ぐ~のね」山根、佐藤美、田口、田屋
6「クロス」安田、庄司、浅井
7「愛の色」道枝、長友、黒須、田口、武藤、前田
8「右足エビデンス」山内
9「わがままな流れ星」稲垣、鈴木
10「孤独なランナー」ALL
11「ひと夏の反抗期」ALL
12「ずっとずっと」ALL
13「High school days」ALL
~アンコール~
14「レッツゴー研究生!」ALL
15「チーム坂」ALL
16「家出の夜」ALL
©AKS