永作博美主演、佐々木譲原作『連続ドラマW 沈黙法廷』が9月24日(日)よりWOWOWプライムにてスタート。これに先駆け、新たなキャストが解禁された。
原作は、直木賞作家・佐々木譲が初めて挑んだ法廷ミステリー『沈黙法廷』。永作が演じるのは、老人の不審死が連続して起こるなか、捜査線上に浮上する家事代行の女・山本美紀。ドラマは、キーパーソンである“山本美紀”に対して、警察、弁護士、マスコミ、そして彼女を信じる者、それぞれの立場からの視点が過熱し、展開していく。
今回解禁されたキャスト陣は、市原隼人、大倉孝二、臼田あさ美、藤本泉、甲本雅裕、金田明夫、北村総一朗、杉本哲太、田中哲司。
市原は、永作演じる連続殺人事件の容疑者・山本美紀を想い、彼女を信じ続ける青年・高見沢弘志役、田中は世間が注目する美紀の弁護に名乗りを上げる弁護士・矢田部完役、杉本は、事件の真相を追究する所轄の刑事・伊室真治役、大倉は、伊室とバディを組む警視庁のエリート・鳥飼達也役、臼田は、伊室の部下の新米刑事・西村敦子役、甲本は、高視聴率を狙える大きなネタを探しているテレビ局ディレクター・高井陽介役、そして、北村は美紀に家事代行を依頼し、自宅で変死体となって発見される資産家の老人・馬場幸太役を演じる。
<キャストコメント>
■市原隼人(高見沢弘志役)
主人公の女性に恋をし、愛が芽生え、会えなくなり生まれた心の隙間に突き刺さる事実と真実が虚無感と混ざる中、相手を想い続ける弘志を演じさせて頂きます。生々しい感情が映像の中で生きる事を胸に現場と向き合って行きます。
■田中哲司(矢田部完役)
原作では、社会の暗部と希望がうまく表現されており、これをドラマにするのはとても大変なことだと感じました。私が演じる矢田部は原作からキャラクターが変更されており、市原さん演じる弘志とのつながりなど、ドラマ版オリジナルで構成された部分も楽しんでいただければと思います。また、最後の裁判で山本美紀がどういった人物なのかをひもといていくところも見どころの一つです。今回、弁護士役ということで、裁判シーンでは、役者のオーディションをされているみたいで、プレッシャーも感じておりますが、それもまた楽しんで演じていきたいと思います。
■杉本哲太(伊室真治役)
今回、演じさせていただく役は所轄のたたき上げの刑事です。過去に経験した苦い想いを背負い、自分の信念を貫き、突き進んでいく典型的な所轄の刑事で、臼田さん演じる後輩の西村にも厳しく、時に優しく接していきます。意外にもこういった実直な役はあまり経験がなく、人間臭い刑事をしっかりとつくっていきたいと思います。また、この作品は、山本美紀という女は一体何者なのか。何がそこまで彼女を追い詰めていくのか。というところが見どころの一つであり、伊室自身もその疑問に大きく動かされていきます。回を追うごとに深まる謎の真相が最終話で明かされる行方をぜひ、お楽しみください。
<ストーリー>
高見沢弘志(市原)は、突然消えた恋人を忘れられず、ずっと行方を捜していた。その頃、都内でひとり暮らしをする資産家の老人(北村)が、絞殺体で発見される。所轄の刑事・伊室真治(杉本)と西村敦子(臼田)は、隣人の証言などから家事代行業の女・山本美紀(永作)に行き着く。伊室らは警視庁捜査一課と合流し、美紀宅に急行するが、一足違いで埼玉県警に彼女の身柄を拘束される。その現場に居合わせた弘志。やっと見つけた彼女は、警察に連れて行かれてしまった。連続殺人犯としてマスコミの報道は過熱する。弘志は、弁護士の矢田部完(田中)と共に、彼女の真実を探るため奔走する。それぞれが抱く美紀の人物像は十人十色。その上、美紀は裁判中に突然黙秘し、事件は迷走していく。彼女は悪女か―、淑女か―。
『連続ドラマW 沈黙法廷』
WOWOWプライム
9月24日スタート
毎週(日)後10時~(全5話)
※第1話無料放送
原作:佐々木譲『沈黙法廷』(新潮社刊)
脚本:尾崎将也
監督:村上牧人
出演:永作博美、市原隼人、大倉孝二、臼田あさ美、藤本泉、甲本雅裕、金田明夫、北村総一朗、杉本哲太、田中哲司
番組特設サイト:http://www.wowow.co.jp/dramaw/chinmoku/