平成30年度前期連続テレビ小説『半分、青い。』の出演者発表記者会見に、ヒロインの永野芽郁と新キャスト8名が登壇した。
今回発表されたのは、主人公・楡野鈴愛(永野)が生まれ育った岐阜・故郷編に登場する人々。鈴愛と“同じ日、同じ病院で生まれた”幼なじみ・萩尾律を、連続テレビ小説初出演の佐藤健が演じる。
そして鈴愛の家族を松雪泰子、滝藤賢一、風吹ジュン、中村雅俊、上村海成が、律の家族を原田知世、谷原章介が演じるほか、余貴美子、矢本悠馬、奈緒らの出演も決定した。
本作は、片耳の聴力を失いながらも、前向きな主人公・楡野鈴愛(永野)の半生を紡いだ物語。鈴愛の祖母、そしてナレーションを務める風吹は「ナレーションは初めてなので、とっても楽しみです」と、由緒正しき写真館の主人で、律の父役の谷原も「見た目の育ちの良さを生かして頑張りたい(笑)」とそれぞれ語った。
そんな中、終始緊張ぎみの永野は、そうそうたる顔触れに「先ほどごあいさつさせていただいたときに、こんなに大先輩の方々と一緒にお芝居できることをうれしく感じました。でもその倍、私だけすごく子供で、皆さんにご迷惑をかけるんじゃないかっていう心配も出てきました」と心境を吐露するも、「でも皆さんなら笑って『頑張ろう!』って言ってくださるような方々ばかりだったので、一生懸命やりたいです」と意気込みを語った。
いっぽう佐藤は「“同じ日に生まれた”ということが、最大のハードルですよね(笑)」と実年齢が11歳差となることについて触れ、記者陣に向け「大丈夫ですよ!!」とにっこり。さらに「脚本の北川(悦吏子)さんから『この作品はラブストーリーだけど、ラブストーリーじゃない。恋愛をするタイミングを逃してしまった2人、しかし恋愛を超越した何かによって結ばれている2人を描きたい』と言われました。それがどういった愛の形なのか、まだ僕には見えていないのですが、撮影の中で永野さんと見つけていけたらいいなと思います」と本作への思いを語った。
平成30年度前期連続テレビ小説『半分、青い。』
2018年4月2日(月)~9月29日(土)全156回(予定)