テレビ東京で放送中のドラマ『コードネームミラージュ』が8か月間の撮影を経て8月31日未明にクランクアップ。寡黙なミラージュとして駆け抜けた桐山漣の目にも涙が浮かんだ。
クランクアップとなったこの日は、物語のクライマックス部分を撮影。撮影現場には原作者の広井王子も駆けつけ、最後の演技を見守った。やがて、桐山の撮影部分がすべて終了すると、スタッフによる拍手が深夜に鳴り響く。そして、監督が桐山の元に歩み寄り花束を渡すと、2人は熱き抱擁を交わした。
再びスタッフからの拍手が鳴り響く中、桐山は晴れやかな笑顔で「クランクインの時は雪がちらつく1月で、あれから8か月間、本当に濃密な時間を過ごせました」とコメント。スタッフの笑いを誘いながらあいさつを続けたが、「キャストも作り手の皆さんも、本当に作品への愛がありました」と語ると、感極まって涙を流す場面も。さらに「もし続編などがあるようなら、ぜひ同じメンバーでまたやらせていただきたいです。本日まで本当にありがとうございました」と頭を下げ、スタッフからは「お疲れさま!」というねぎらいの言葉とともに再度大きな拍手が起こった。
怒涛のクライマックスが繰り広げられている『コードネームミラージュ』。今夜の放送回から毎話予想をはるかに裏切る衝撃の展開が待ち受ける。今夜(9/1)放送の第22話「壊れル」では、共進党代表・正木が警察権拡大法案に反対する意向を表明。同時にSNS上では正木に対する複数のテロ予告が投稿される。正木はテロに屈しない姿勢がより支持率を上げると豪語し、集会を決行。K13の調査の結果、元自衛官・尾形匠という男がテロリストの疑いで浮上する。ドブネズミは尾形と接触を試みるが…。
『コードネームミラージュ』は深1・23よりテレビ東京にて放送中。9月22日(金)に最終話を迎える予定。