「アニメフィルムフェスティバル東京2017」でスペシャルトーク&ライブイベント「AFFT 2017 アニメ100周年記念 トーク&ライブ~翼を持つ者たち~」が2夜にわたり開催され、井上あずみ、串田アキラ、中川翔子、堀江美都子、水木一郎、米倉千尋、Wake Up, Girls!、TRUE、Minami、田中公平(特別出演)が登壇した。
2夜にかけて開催されたこのトーク&ライブイベントは、2017年が日本のテレビアニメ100周年であることを記念して立ち上がったプロジェクト「アニメNEXT_100」のひとつとして開催された祭典「アニメフィルムフェスティバル東京2017(AFFT2017)」でのスペシャル企画。
アニメNEXT_100の公式ソングでもある「翼を持つ者 ~Not an angel Just a dreamer~」に参加したアーティスト陣を代表する形で、第一夜に井上あずみ、串田アキラ、中川翔子、堀江美都子、水木一郎、米倉千尋、第二夜にWake Up, Girls!、TRUE、Minamiが出演。「翼を持つ者 ~Not an angel Just a dreamer~」の製作総指揮を務めた田中公平と共に熱いトーク&ライブを繰り広げた。
第一夜では、MC・中川翔子からの「アニソンは好きですかー!?」の呼びかけからイベントがスタート。水木一郎が「(客席が)近いよ!(笑)」とツッコミを入れるほどの一体感で展開されたトークパートでは、中川より、日本最初のアニメが『塙凹内名刀之巻』(はなわへこないめいとうのまき)であるとの豆知識が披露されると、水木が「観たことがある、感動した!」と発言し、会場からは驚きの声が上がった。
「翼を持つ者」にまつわるトークでは、特別出演の田中公平が登壇。制作のきっかけとして「東京オリンピックが決まったときに、日本のアニメ、アニソンとしてやらなければならないことがあるはず、と強く感じた。そのためにまずは一つにまとまらなければならない。中々こういった企画はレーベルやプロダクションの壁で実現が難しいが、自分が曲を作れば、もしかしたら可能性があるかもしれないと、畑亜貴さん、藤林聖子さん、上松範康さんに声をかけた」との熱い誕生秘話を語った。
中川は「大河ドラマのような100年の歴史とクリエイターの皆様の愛が結集したことによって全ての垣根を超えて、みんなの心が集まる場所が出来上がったと思うと感動です!」と。レコーディングの思い出について、堀江は「トップバッターだったんですが、すごく私らしいパートを歌わせて頂いた」、井上は「堀江さんの声を参考にしつつ、自分らしさも出すように意識した」、水木は「各パートはアーティストの方に当て書きした」という田中に対して「素晴らしい!」と語った。
米倉や“レコーディング中に決めポーズを要求された“という串田もそれぞれレコーディングの想い出を振り返る中、会場ではレコーディング風景を用いたミュージックビデオのフルVerが初上映され、客席から大きな拍手が送られた。
トークの後は、待望のライブパートに。「君をのせて」(井上あずみ)、「キン肉マン GO FIGHT!」(串田アキラ)、「キャンディ・キャンディ」(堀江美都子)、「マジンガーZ ほかロボットソングメドレー」(水木一郎)など、世代を超えて人気を博すヒットソングの数々に、大盛り上がりの中終演となった。
第二夜は、 Wake Up, Girls!、TRUE、Minami、田中公平が出演。レコーディング時の想い出について、TRUEは「レーベルの垣根を超えて集まるのがとても貴重な時間で本当にありがたかった」、Miamiは「出だしの和風なメロディーが泣ける。いろんな気持ちがこみ上げてきて感慨深かった」、Wake Up, Girls!は「まだまだ新人ですが、この中に入れていただけて本当にうれしいです、これからも頑張っていきます!」と語った。
このイベントで解禁となったフル尺MVは、YouTubeにて10月24日(火)19時まで期間限定公開中。
「翼を持つ者 ~Not an angel Just a dreamer~」MV(フルVer.)
※10/24(火)19時まで期間限定公開
https://www.youtube.com/watch?v=HOrVoYGV2wU
楽曲公式サイト:http://avex.jp/tsubasa-project
楽曲公式Twitter:@tsubasa_PR