お笑いコンビのよゐこが、12月29日(金)放送のテレビ朝日系『よゐこの無人島0円生活2017』(後6・30)の囲み会見に出席し、同局の「ナスD」こと友寄隆英ディレクターと対決することを発表した。
必要最低限の水と調味料を元手に2泊3日の無人島0円生活に挑み、サバイバルバトルを繰り広げる番組。放送15回目を迎えるに当たり、濱口優の初指名で対戦相手に選ばれたのが、同局系『陸海空 地球征服するなんて』((土)後9・58)で人気の友寄ディレクター。南米アマゾンで体当たり取材を行い、美容に良いとされる果実を全身に塗って皮膚がナスのように青黒く変色したことから「ナスD」の愛称がついた。
そんな旬の人に濱口は対抗心むき出し。この日も黒塗り姿で登場し、「黒のドーランを3本使って塗りました。ナスDを意識しまくってます」。さらに「最近ではナスDが破天荒と言われて調子に乗ってるんで、対戦相手に指名しました。テレビ界に激震を起こしてやります!」と宣戦布告した。
しかし実はよゐことナスDは、昨年9月に終了した同局系『いきなり!黄金伝説。』からの付き合い。『無人島―』でもタッグを組み、出演者と裏方として長く信頼関係を築いてきた。
ナスDと特に親交の深かった濱口は「僕は仕事関係の人と飲みに行ったりすることがあまりない。そんな中で、ナスDは僕が唯一誘えた“友達”かもしれない」と明かし、「仕事でいろいろ引き出してくれたのもナスD。『無人島―』での僕のキャラ自体もナスDが作ったようなもの。ナスDは“僕を作ってくれた博士”。“博士”が掘り起こしてくれんかったら、今の自分たちはない」と感謝。
相方の有野晋哉も「僕はナスDとは仕事でしかつながりがない」としながらも、「20代のころの僕らは“シュールなコントをするよゐこさん”で、若い子にウケればいい…とか、自分たちでお客さんを選んでた。そんな僕らがちびっ子や大人の人気を得られたのは、『無人島0円生活』や『1ヶ月1万円生活』でナスDが生み出してくれた“高いテンションの優さん”のおかげ」としみじみ語った。
一方で、有野は「ナスDはラスボス的存在! 以前、『無人島―』のロケハンに行くナスDに密着する番組を見たことがあったんですけど、タレントさんよりも過酷な状況で試してみないと分からないと言って、真冬に裸で海に潜っていて! そんな人に勝てないでしょう」と戦々恐々としていた。
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