芳根京子主演の新月9ドラマ『海月姫』で、工藤阿須加が“童貞エリート”鯉淵修を演じることが分かった。工藤は月9初出演となる。
『海月姫』は、人気漫画家の東村アキコによる同名大ヒット漫画をドラマ化。クラゲを愛しすぎてしまった筋金入りの“クラゲオタク女子”が、ある日、蔵之介に出会い、それをきっかけに新しい自分、新しい生き方を見つけていく物語。さらに蔵之介、その弟と三角関係になり、自分には一生縁がないと思っていた恋を知る姿をギャグを交えて描く。
工藤が演じる修は、与党の最大派閥を率いる大物国会議員・鯉淵慶一郎を父に持つエリート。瀬戸康史演じる蔵之介は異母兄弟で、本妻との子である修は、父と舞台女優の愛人との子で、将来政治家にするという父の考えで、母から離され、鯉淵家に引き取られた蔵之介の悲しみを思い、小さい頃から蔵之介のことをとても大切にしている。
だが、2人はまったく正反対の人間として成長。自由奔放な性格で、付き合った女性は数知れないプレイボーイ、そしてファッションとして女装を楽しむ規格外な個性を放つ蔵之介に対して、修は、超がつくほど真面目な性格。来る選挙戦に向けて父の秘書として働きながら、政治家の道を継ぐべく将来を嘱望されるエリートだが、ある過去の出来事が女性への苦手意識としてトラウマになってしまった結果、付き合った女性はこれまで一人もいないという“童貞エリート”だ。
ある日、修は、蔵之介にファッションとメークという魔法をかけられ、別人のように愛らしくなった月海に出会い、一目で恋に落ちる。月海もまるで王子様に出会ったかのような様子で、それ以来、修の姿が頭から離れない。そんな2人の心の揺れに気づいた蔵之介は、胸を締め付けられることに…。
<工藤阿須加 コメント>
◇ドラマの話を聞いた際の感想を教えてください。
「コミック原作のキャラクターを演じさせていただくうれしい気持ちと、ファンの方々をガッカリさせられないという不安。両方思いました。僕も『海月姫』を読んでハマった一人なので、ドラマだからこそ創れる世界をファンの方々にお届けできるのではないかと心躍らせました」
◇修を演じるにあたり意気込みをお願いします。
「登場人物が全員独特ですし、僕が演じさせていただく修も仕事の時は凛とした佇まいのエリート。だけど、恋をしている時の女性への免疫のなさがギャップという設定で、とても惹かれました。原作ファンの方、初めて海月姫を知る方、両方に楽しんでいただける作品にしたいです。工藤阿須加で良かったと思ってもらえるように取り組んでいきたいです」
<原作・東村アキコ コメント>
「政治家の秘書なのに女性と付き合ったことがない堅物&ピュアな役なんですが、工藤くんなら絶対にバッチリハマる!!!と思いました」
『海月姫』
フジテレビ系
2018年1月スタート
毎週月曜 午後9時放送
<出演者>
芳根京子、瀬戸康史、工藤阿須加 他
<スタッフ>
原作:東村アキコ「海月姫」(講談社「Kiss」所載)
脚本:徳永友一
編成企画:渡辺恒也
プロデュース:小林宙
演出:石川淳一
制作:フジテレビ/共同テレビ
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