秋元康氏が総合プロデュースを務めるテレビ朝日のアイドルオーディション番組『ラストアイドル』((土)深0・05)の16日の放送で、7人組ユニット「ラストアイドル」としてデビューする正式メンバーが阿部菜々実(15)、吉崎綾(21)、大石夏摘(13)、安田愛里(18)、長月翠(17)、鈴木遥夏(14)、古賀哉子(19)に決まった。
番組は8月にスタートし、プロアマ問わず兼任も応募可能という条件で「ラストアイドル」のメンバー入れ替えバトルを実施。暫定の7人のうち挑戦者からの指名を受けた1人がパフォーマンス対決に臨み、敗れれば即交代という、し烈なサバイバルを繰り広げてきた。16日の放送では、最年少の大石が挑戦者に勝利。これによりメンバー7人が確定し、秋元氏が作詞したデビュー曲「バンドワゴン」(12月20日(水)発売)を熱唱した。
7人は収録後、正式メンバーとしては初の囲み会見に出席。夢をつかんだセンターの阿部は「私は挑戦者として途中からメンバーに入りましたが、自分でいいのかなという不安とプレッシャーがすごかったです。でも、最後まで残ることができて、今はとてもうれしい気持ち」と喜び、「私たちは日本一のトップアイドルを目指しているので、ほかのアイドルさんは皆、ライバル」と宣言した。
初期暫定メンバーから勝ち残ったのは吉崎、安田、長月の3人。最年長の吉崎は「年上として少しでもメンバーに寄りかかってもらえるような存在になりたい」、安田は「皆で『バンドワゴン』を歌って、いろいろな人に夢を贈ることができるようなアイドルになりたい」と抱負。一度は敗れるも復帰を果たした長月は「挑戦者の気持ちも、敗退した人の辛い思いも理解できますので、中途半端な活動はしてはいけないと思っています」と誓った。
戦いを振り返って、大石は「(挑戦者が)皆さん本気でぶつかってきてくださって、ますます熱くなれるような気持ちにしてくれたことに、まず感謝をお伝えしたい」。また、鈴木は「勝たせていただいたからには、挑戦者の方々にも認めてもらえるようになりたい」、古賀も「勝利はしたもののまだまだパフォーマンスでは(挑戦者の)足元にも及ばないと感じたので、歌、そしてダンスを一生懸命頑張って、追い越せるようになりたい」と決意を新たにしていた。
なお、敗者で結成された4組のセカンドユニット「Good Tears」「シュークリームロケッツ」「Someday Somewhere」「Love Cocchi」も、ラストアイドルファミリーとして活動していく。
アイドル雑誌「BOMB」の2018年1月号(発売中)では、「ラストアイドル」の正式メンバー7人(取材時は暫定)に加え、「Good Tears」の高橋真由、王林、相澤瑠香、朝日花奈、池松愛理、「シュークリームロケッツ」の松本ももな、小澤愛実、長月(ラストアイドルと兼任)を撮り下ろし。9ページにわたるグラビア&ソロインタビューで、「好きな食べ物・嫌いな食べ物」や「コレだけは誰にも負けないと思うこと」、「憧れのアイドル」などについて聞いている。貴重な直筆サイン&メッセージ入りチェキプレゼントも必見だ。
<「ラストアイドル」正式メンバーコメント>
●阿部菜々実(あべ・ななみ)
…15歳。山形県出身。第10回で間島和奏に勝利してメンバー入り。アイドルユニット「パクスプエラ」としても活動中。
「私は挑戦者として途中からメンバーに入りましたが、自分でいいのかなという不安とプレッシャーがすごかったです。でも、こうやって最後まで残ることができて、今はとてもうれしい気持ちです! ここからがスタートだと思うので、センターとしてふさわしい人になれるよう頑張っていきたいです。
暫定メンバーになってから2回、パフォーマンス対決をして勝利しましたが、やはり勝ったからには挑戦者の分までしっかり責任を持って頑張りたいなと思っています。
私たちは最強のアイドル、日本一のトップアイドルを目指しているので、ほかのアイドルさんは皆、ライバルだと思っています。“日本を代表するアイドルといえば『ラストアイドル』”といわれるよう、この7人で頑張っていきます!」
●吉崎 綾(よしざき・あや)
…21歳。福岡県出身。初期暫定メンバーとしてスタート当初から出演。アイドルユニット「243と吉崎綾」としても活動中。
「私は初期暫定メンバーで、最初は最年長としての不安があったのですが、皆が頼ってくれたことがうれしかったです。年上として少しでもメンバーに寄りかかってもらえるような存在になりたいと思っています。これからも頑張ります!
初期のメンバーも元暫定メンバーも挑戦者も皆、アイドルを夢見て、同じ方向を見ている人たち。勝たせていただいた以上は、その思いを引き継いで、“この人こそラストアイドルだ”と思ってもらえるよう、努力していきたいと思います。セカンドユニットに入った方たちも私たちを超す勢いで努力をしていると思うので、私たち7人もセンターを担っていけるようなアイドルになりたいと思います」
●大石夏摘(おおいし・なつみ)
…13歳。東京都出身。第12回で小澤愛実に勝利し、メンバー入り。最年少メンバー。
「私も挑戦者として出させていただいたのですが、初めは何が起こっているのか全然わからない状況で『バンドワゴン』を踊らせてもらいました。すでに“やり切った”という思いもありますが、今からがこのメンバーでの新たなスタートだと思うので、頑張ります! 最年少ですが、皆のハードルを上げていきたいと思います。
私は3回、パフォーマンス対決に臨みましたが、皆さん本気でぶつかってきてくださって、ますます熱くなれるような気持ちにしてくれたことに、まず感謝をお伝えしたいです。セカンドユニットもはじまっている中、私たちは絶対に前に出て輝いてみせます!」
●安田愛里(やすだ あいり)
…18歳。神奈川県出身。初期暫定メンバーとしてスタート当初から出演。AI女優育成プログラム5期生。
「決定メンバーとしてここに立てたことが、すごく幸せです。今、いちばん思うのは、“夢はあきらめない方がいいな”ということ。半年前は、自分がこんなところに立っているなんて思ってもいなかったので、自分の努力次第、気持ち次第で、いくらでも人生は変わるんだなと思いました。この7人でスタートラインに立ったばかりですが、皆で『バンドワゴン』を歌って、いろいろな人に夢を贈ることができるようなアイドルになりたいと思います。
この7人として完成するまでにたくさんの挑戦者が来てくれて、そのおかげで私たち自身もレベルアップできたと思います。皆さんがいなければここにはいられなかったと思うので、これからも『ラストアイドル』ファミリーとして頑張っていければと思います」
●長月 翠(ながつき・みどり)
…17歳。愛媛県出身。元「オープニングシスターズ」。9月でグループが解散になる。初期暫定メンバーとして登場。第11回で蒲原令奈に敗北するも、蒲原の辞退により、第16回で敗者復活戦に勝利し、復帰。「ラストアイドル」のセカンドユニット、「シュークリームロケッツ」兼任。
「私はいちど敗退していて、まさか自分がここに戻って来ることができるとは想像もしていませんでした。この4カ月間で初期暫定メンバー、暫定メンバー、勝者、敗者、挑戦者、そしてセカンドユニットメンバーなど、さまざま経験をさせていただきました。皆より少しだけ多くの経験をさせてもらった分、6人に恥じないよう、頑張っていきたいと思います。もちろん、セカンドユニットも頑張っていきたいと思います。
一度、敗退したこともあって、私は挑戦者の気持ちも、敗退した人の辛い思いも理解できますので中途半端な活動はしてはいけないと思っています。7人全員で輝いていきたいなと思います!」
●鈴木遥夏(すずき・はるか)
…14歳。千葉県出身。第8回で山田まひろに勝利してメンバー入り。「SoLaDoガールズ」の5期生。
「私も挑戦者として2番目に加入させていただいたのですが、途中から入っても、この戦いは長く感じました。今こうしてラストアイドルのメンバーとして立つことができて、すごく幸せです。選ばれてこの衣装を着て『バンドワゴン』を歌ったときの喜び、幸せは絶対に忘れません! アイドルは小さい頃から追い求めていた夢なので、このラストアイドルの皆と一緒に夢をかなえて行きたいと思います。
これまで2回、パフォーマンス対決に臨みましたが、勝たせていただいたからには、挑戦者の方々にも認めてもらえるようになりたい。『ラストアイドル』にいなければならない存在、『ラストアイドル』にふさわしい人になれるよう、頑張っていきます!」
●古賀哉子(こが・やこ)
…19歳。福岡県出身。ミス セブンティーン2012 ファイナリスト。第3回で相澤瑠香に勝利してメンバー入り。
「私は挑戦者として登場し、初めて暫定メンバーに入ることができたひとり目なのですが、炎上の中、頑張ってきました。ここ最近、握手会やイベントで歌わせてもらってアイドルの楽しさを知ることができたので、これからもっともっと成長できるように頑張りたいと思います。
指名を受けたとき、真横で挑戦者のパフォーマンスを見ましたが、勝利はしたもののまだまだパフォーマンスでは彼女たちの足元にも及ばないと感じたので、歌、そしてダンスを一生懸命頑張って、彼女たちを追い越せるようになりたい。それをここに誓って、これからも頑張ります!」
©テレビ朝日