テレビ朝日系特番『ファン1万人がガチで投票!プロ野球総選挙』が、1月8日(月・祝)午後7時より3時間にわたって放送。
爆笑問題とウエンツ瑛士がMCを務め、ファン1万人が選んだ「スゴいプロ野球選手」ランキングを「野手」と「投手」の2部門で発表。バース、掛布雅之、岡田彰布のバックスクリーン3連発や、大谷翔平の初球先頭打者ホームラン、ダルビッシュ有の斬れ味鋭いスライダー、松坂大輔とイチローの初対決など名シーンもプレーバックする。
ゲストには、野村克也も登場。昨年12月に沙知代夫人を亡くした野村は、太田光から「元気そうな姿を見せてくれてうれしい」と気遣われると、「僕がここまで来られたのはサッチーのおかげ。この間、俺より先に逝くなと言ったばかりだったんです。俺が先に逝くから、と。本当に急死だったのでびっくりしました」としみじみ。
それでも収録では、貴重な野球トークを展開。現役時代、王貞治と長嶋茂雄には得意の“ささやき”が通じなかったと言い、「女性に関する話題をささやきかけても長嶋は“あの投手はいいの?”と全く関係のない返事をしてくる。王は真面目だから会話に乗ってくれるが、投手が投球モーションに入ると一気に集中してしまう。あの集中力はすごかった」と絶賛。監督になってからは愛弟子の古田敦也を「勉強させるため1か月はベンチで自分の横に座らせていた」と明かすなど、今だから話せるエピソードで盛り上げる。
スタジオには古田のほか、川上憲伸、金子千尋らも出演する。
<爆笑問題・田中裕二 コメント>
2017年に出演した番組の中で一番楽しくやらせていただきました(笑)。本当に自分がプロ野球ファンで良かったなと。収録の時間が今日の3倍あっても話は尽きないんじゃないか、それほど楽しい収録でした。
1位予想は王さん、長嶋さん、イチローさんなど、もう何十年とプロ野球を見続けてきているので大いに悩みました。でも、最後は自分の思い入れとか、どれだけ熱狂してきたかというところがポイントでしたね。そういう意味で、高校、大学時代から巨人に入って選手、監督になってまでずっと追いかけている原(辰徳)さんしか僕の中ではなかったです。
今回の番組は国民的スポーツの名シーンがめじろ押し。ぜひ、ご家族そろって見ていただきたいです。スタジオのトークも相当面白いですから。
<爆笑問題・太田光 コメント>
プロ野球の懐かしい映像も見られて楽しかったですね。子供のころは野球が大好きだったので昔の映像が出た時は本当にワクワクしました。
僕も1位予想は迷いました。投手部門の金田(正一)さんは当然かな、と。やっぱり400勝という記録は、これから先絶対に破られることはないと思いますので。
20位以内に入っていない選手もすごい人がたくさんいますからね。今度はポジションごとに選んだ方がいいのかも、と思いました。
僕としては、今日ノムさんの元気な姿が見られたのは幸せです。
<ウエンツ瑛士 コメント>
今日は気持ち良すぎる時間を過ごすことができました。あらためて日本という国は野球が大好き。本当に野球が好きで、野球選手が国民のヒーローとして各世代ごとにいるんだと改めて感じました。
僕は西武ファンなんですが、個人的に松坂さんについて言わせていただくと、すごい記録を残しているだけでなく、ポスティングを使ってMLBに移籍して西武ライオンズに60億円というお金を落としてくれたこと。そして、僕らが座る(メットライフドームの)シートが柔らかくなることに貢献してくれたことがうれしかったですね。
今回はスタジオトークでの裏話がすごく面白かったですね。ご期待ください。