オトナの土ドラ『家族の旅路 家族を殺された男と殺した男』(フジテレビ系2月3日(土)後11・40スタート)の制作発表会見が行われ、出演者の滝沢秀明、遠藤憲一、片岡鶴太郎、谷村美月、横山めぐみが登壇した。
本作で、自身の両親、祖父を殺害した男の再審請求と向き合う青年弁護士・浅利祐介を演じる滝沢。役作りについて「とても苦労しています。この物語は事件に対して真剣に立ち向かっていく1人の男の成長物語も同時進行していると思うので、そこも意識して最後までやり切りたい」と語り「このドラマを通じて、いろんな愛の形がある中でも家族の愛は究極なんだなと感じました」と作品への思いを明かした。
いっぽう57歳死刑囚と、その死刑囚の事件当時27歳の役も演じる遠藤は「20代の役は、もちろんそうは見えませんけど…微妙にヘアや顔などいろんな部分を工夫しているので、かつらをかぶって出てきたら『20代なんだな!』って頭にインプットしてご覧ください」と苦笑い。
また15年ぶりの共演となる滝沢の印象について「タッキーは15年前に会ったときから“美しい顔している人だな”と思っていたけど、今も変わらない。ちょっと凛々しさが増したかな」と遠藤。これには初共演の谷村が「本物だ~と思いました」、横山も「本当に美しいです!今は“火山探検家”のタッキーを知ってしまったので、もうリスペクトしかない。このリーダーについていこう!って」と続き、それぞれ滝沢の“スター性”を明かすひと幕も見られた。
最後に放送スタート日の2月3日、節分の日にちなんで、会場に集まった観客と共に豆まきを開催。プロレス好きの滝沢のために豆まきでは鬼役“武藤敬司”に扮して登場し、本作にも出演することを発表した神奈月を、滝沢が「昨日神奈月さんとの撮影だったのでどんな楽しいシーンになるんだろうと思っていたら、普通でつまんなかった(笑)」とイジり、会場を沸かせた。