佐久間由衣主演の埼玉発地域ドラマ『越谷サイコー』(BSプレミアム 2月28日(水)後10・00~10・59)の試写会が2月6日(火)に行われ、佐久間のほか、佐藤二朗、竹下景子が登壇した。
本作は、NHKさいたま放送局制作による、埼玉県越谷市を舞台としたSPドラマ。伝統ある家から出たい主人公・加奈子(佐久間)、その家に愛着のある祖母・良枝(竹下)、そしてそこに居つく先祖の幽霊・伝助(佐藤)、3つの世代が軽妙な掛け合いを繰り広げるホームコメディ。
本作でドラマ初主演を務める佐久間。これまでは思いつめた役や、逆に夢を追いかける役が多かったと語る佐久間は、今回演じる加奈子について「現代を生きる、普通の価値観を持った女の子を演じるのは挑戦でした。楽しんで撮影できました」と手応えを語る。
また、越谷ロケには電車で通っていたことを明かし、「都心に出やすくて、便利だなと思いました。越谷は新しいものも、古いものも融合した街だと思います」と、越谷にすっかり魅了された様子。
そんな佐久間について佐藤は「カワイイ!本当にカワイイ!」とデレデレで、「容姿はもちろんだけど、雰囲気とか、あと声が好き。役者にとって声って大事ですからね。非常に素直で吸収力があってこの先が楽しみな女優さん」と絶賛。
また、佐藤は竹下と同郷(愛知)であることを明かし、「子供のころから竹下さんの作品を見てるので、今回竹下さんとの2人芝居が多かったんですけど、ボートで2人きりのシーンでは『うわー俺、竹下景子と2人で芝居してるわ~』ってずっと感慨深かったです」としみじみ。竹下も「二朗さん効果なのか、私いつもよりしゃべるスピードが1.5倍ぐらい早くなったんです(笑)。二朗さんはスピード感がある」と影響を受けた様子で、佐藤は「そんなもう、 三択の女王にはかないません」と恐縮しきりだった。
おなじみの佐藤二朗ワールドが炸裂し、試写で何度も爆笑をさらっていた本作。佐藤は「絶対書いて!」と記者に前置きした上で、「僕は江戸時代の人間役なのになぜか現代語ですが、これは全部台本です。佐藤二朗が勝手にやってることじゃないんです!」と力説。それを証明するかのように、佐久間が「佐藤二朗さんはアドリブが多いんじゃないかって印象があったんですけど、撮影では前もって『コレ言うからね?』って教えていただいたり…」と佐藤の気遣いを明かし、佐藤は「めっちゃ恥ずかしいやんけー!!」と照れながら大爆笑だった。
埼玉発地域ドラマ『越谷サイコ―』は、BSプレミアムにて2月28日(水)後10・00~10・59放送。