2月22日(木)放送のドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)第6話で、木村拓哉演じる“ボディーガード”島崎章の別れた妻役で山口智子が出演することが決定した。
木村と山口がドラマ共演するのは、1996年に大ヒットしたフジテレビ系の『ロングバケーション』以来、なんと22年ぶり。“元夫婦”という微妙な距離感を、木村と山口がどのように演じるのか、『BG』ファンも『ロンバケ』ファンも目が離せない。
22年ぶりの共演シーンにTL記者が密着!
収録後の対談コメント
◆22年ぶりに共演が決まった感想は?
山口智子:「ついにまた会える!」とうれしかったです。もう、22年も経ってるなんて…。でも、元夫婦という役柄なので、22年の空白がちょうどいい距離感が生まれる気がしました。
木村拓哉:テレビ朝日で自分が撮影しているときに、山口さんが衣装合わせで来られていて。目の前にいたときの衝撃がすごかった。でも、なかなか素直になれない自分もいて(笑)。バババーって走っていけばいいのに(笑)。しばらく逡巡しちゃって。
山口:その間だったんだ(笑)。嫌がってるのかと思った。
木村:そんなんじゃない(笑)。
山口:でもそのあと、対面した時に私がバッと手を広げたら、ちゃんとハグしてくださって…しかも(『ロンバケ』のラストシーンのように)持ち上げてくださったんです!
木村:自分たちで盛り上がっていたんだけど、ふと周りを見たらBGスタッフ全員が覗き見していたよね(笑)。思わず“見せもんじゃねーぞ!”って(笑)。
◆収録を終えた感想は?
山口:すっごい幸せでした。積もる話がありすぎて…本当はもっとグイグイ行きたかったんだけど、元夫婦という間柄なのでグッとこらえて控えめにしました。
木村:「コレコレコレ!」っていう感じ。相手を100%で感じる感覚。「前もこうだったな~」と感じました。
◆22年経ってもお互いに変わらないところは?
山口:ほとんど変わってない(笑)。22秒くらいしか経ってないみたい。
木村:自分が演じる島崎章としてのアプローチでもあるんだけど、“やっぱりいいな~”って。元奥さんと待ち合わせをしてるシーンなので、なかなか待ち合わせ場所に素直に入っていけない。でも、つい見とれちゃう…みたいな。
◆逆に変わったところは?
山口:22年の間もテレビでは拝見していたので…。すごいなぁって、心の恋人を見るみたいな気持ちでしたね…。
木村:22年の間、とても山口さんらしく自由に生きて来られていて。やりたいことをちゃんとやって、それからこっちに戻ってきてくれたんだなって。それぞれお互いにいろんなことを経験して今一緒にいられるんだと思います。
◆視聴者へのメッセージを
山口:7話は個性的な展開になるので楽しみにしていてください。
木村:仁美(山口)の視点から見た章だったり、新しい角度からのBGが見えてくると思うので、過去と照らし合わせながら多面的にドラマを楽しんでもらいたいです。
<第6話あらすじ>
日ノ出警備保障に元内閣総理大臣の鮫島匡一(橋爪功)から警護の依頼が入る。通常、総理大臣経験者には警視庁のSPが警護につくものだが、政府の決定でSP警護は終了に。しかし自宅に再三、無言電話がかかってくることもあり、鮫島は民間の警備会社に警護依頼をしたのだった。
村田(上川隆也)とともに鮫島の警護にあたることになった章(木村拓哉)は、鮫島の家の門柱に小石が4つ乗せられているのを発見する。総理在任中に恨みを抱いた者たちからの報復だろう、と話す鮫島。同時に、章は鮫島を監視する視線を感じ…。
『BG~身辺警護人~』
テレビ朝日系
第6話 2月22日(木)後9・00~9・54
©テレビ朝日