中田秀夫監督の初ロマンポルノ『ホワイトリリー』予告編解禁

映画
2017年01月18日

『ホワイトリリー』 ロマンポルノの名匠・小沼勝監督の元で助監督として学んだ中田秀夫監督が初めてロマンポルノに挑んだ『ホワイトリリー』の予告編映像が解禁された。

 ロマンポルノ・リブート・プロジェクトの大トリを飾る本作で中田監督が描いたのは、それぞれ傷ついた過去を持ち、慰め合うように寄り添って生きてきた2人の女・はるかと登紀子の物語。ある日、有名陶芸家の息子・悟が新弟子としてやってきたことをきっかけに、2人の関係にひずみが生じていく…。

 はるかを演じるのは、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍している飛鳥凛。もう一人の主人公・登紀子を演じるのは、実力派女優・山口香緖里。飛鳥と山口は共にこの作品で初めてヌードを披露。体当たりで女同士の濃厚なラブシーンに挑戦している。2人の秘密の関係に踏み込んでいく男・悟を演じるのは、気鋭の俳優・町井祥真。悟の彼女・茜役を温泉ソムリエマスターとしても活動する西川カナコが演じる。

 解禁された予告映像では、飛鳥凛演じるはるかが、山口香緖里演じる登紀子先生のワンピースのファスナーを口で上げるシーンから始まり、2人の性別を超えた師弟愛を伝えると同時に、その主従関係を示している。

 そして、はるかから先生への「指と舌どっちがいいですか?」という問いかけから象徴的な百合の世界へ。この2人の秘密世界へ男が踏み込みんできたことによって、それぞれの愛が暴走し始め、怒濤の展開へつながっていく。ラストシーンで飛鳥がささやく「心を縛っているのは先生?それとも―」というせりふとタイトルコールは、本予告映像のために収録された。

『ホワイトリリー』予告編

<作品概要>
傷ついた過去を慰めあうように寄り添い生きてきた二人の女・はるか(飛鳥)と登紀子(山口)。彼女たちの秘密に踏み込んできた男・悟(町井)によって、それぞれの愛が暴走をはじめる――。

『ホワイトリリー』
2月11日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開

監督:中田秀夫
脚本:加藤淳也 三宅隆太
出演:飛鳥凛 山口香緖里
町井祥真 西川カナコ 三上市朗 鎌倉太郎

公式サイト:www.nikkatsu-romanporno.com/reboot/

©2016 日活

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