稲垣吾郎&草彅剛&香取慎吾インタビュー/AbemaTV「稲垣・草彅・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」

特集・インタビュー
2017年10月24日

インターネットテレビ局「AbemaTV」で、稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんが出演する特別番組「稲垣・草彅・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」が放送される。30年間芸能活動を行ってきた3人にとっても、72時間にわたる生放送、そして同時にスタートするSNSは新たな試みだ。この新しい船出について、3人の思いを聞いた。

『72時間ホンネテレビ』

◆番組でやってみたいことは?

稲垣:72時間の生放送は初めてのことなので、どうなるか想像もつかないし、どういったものを求められているのかもわかりません。でもインターネットだから、SNSだからできることが確実にあると思います。『ホンネテレビ』ですし、タイムラインとしてリアルに視聴者の方と向き合いながら、対話して番組をつくっていける。そういう新しいかたちのテレビをつくっていけたらと思いますし、いろいろな人たちに自分たちの気持ちを伝えたい。72時間では足りないくらいの内容になるかもしれませんし、期待していただきたいと思います。

草彅:「(市川)海老蔵さんの家に泊まりに行きたい」って言ったら、「それは勘弁してくれ」って言われてしまいました。泊まりたかったけど、しかたないですね(笑)。でも海老蔵さんと会えるのは楽しみですし、キャイ~ンさんや関根勤さんも出てくれて、本当に盛りだくさんです。現時点で決まっている企画も楽しみだし、3人で72時間生放送っていう大きな挑戦ができることも嬉しい。でもあらためて聞かれると、僕は(夜の)10時になると眠くなってしまうので「いかに上手く寝れるか」が気になるんですけど(笑)。

香取:これから内容を詰めていきますけど、僕の仕事としては新しいスタッフの方々も大勢いるので吾郎ちゃんと草彅剛のNGな部分をきちんと打ち合わせしていく。「吾郎ちゃんがきれいに映るようにしなければ」とか「草彅剛の暴走を防がなければ」とか。僕自身は、なんでもありです。

『72時間ホンネテレビ』

◆お三方は新しい体制での活動を始め、公式サイト「新しい地図」を立ち上げました。あらためて、どのような思いでいるかお話しください。

稲垣:自分たちの気持ちはラジオなどでもお話しさせていただきましたが、またイチから活動を始めるのはいろいろな不安もあります。でも応援してくださる方が本当に大勢いてくださるし、世の中には人生再スタートする人も多い。おこがましいようですけど、僕たちの発信しているメッセージは今のこの世の中の気配みたいなものにリンクできているのではないかと思います。今後の活動を楽しみにしてくださっていることも伝わってきますし、期待には応えていきたい。参加型というか、「ファンとタレント」というだけではなく「ひとつのコミュニティー」として、まっさらなところから一緒に地図を描いていきたいと思います。

草彅:インターネットについては、まだわからないことだらけ。自分の感覚も大事ですけど、詳しい人の意見は素直に聞いてみようと思っています。とはいっても根がアナログな人間だし、結構面倒くさがり屋なので、例えばYouTubeにしても動画を編集しないでそのままアップすればいいじゃないかと思うんですよ。でも「(編集したりテロップを入れたりしないと)YouTuberになんないから」と言われて。「そうなんですか?」っていう感じですけど、そういう話をするのも楽しい。いろいろな意見を聞きながら、本当にまっしろな状態から始めている段階です。

香取:「(SNSは)自由だ」って言われながらも気をつけないといけないことはいろいろありますけど、それを勉強するのも楽しいし、始められるのも楽しい。純粋に楽しみだから「よし、やろう!」っていう気持ちが大きいですね。吾郎ちゃんはブログを立ち上げますけど、彼は僕のなかにはない綺麗な言葉が普段の会話にも入ってくるので、それを文章で読めるのが楽しみなんです。YouTuber(草彅)は最近そうとう勉強しているみたいで、「今こうやって慎吾がしゃべってるのを撮ればいいのよ。それが今のYouTuberだと思うんだよね」とか、熱く語ってくるんです。その熱さが心配ですけど(笑)、楽しみでもありますね。

『72時間ホンネテレビ』

◆あらためて、それぞれの「ここが好き」「こういうところを信頼している」という点を、ホンネで教えてください。

稲垣:ふたりのことは、とても尊敬しています。自分にはないものを持っていて、「自分は絶対できない」と思うことを、いとも簡単にこなしてしまう。僕自身、彼らのファンでもありますね。例えば草彅さんは、最近LINEで「吾郎さんは変わらずに吾郎さんワールドでいるよね。そういうところ、僕はすごく好きだよ」みたいに言ってくれて。「それ、君のことだから!」と思うんですけど(笑)。嬉しかったですけどね。今までは「そんなの言葉にしなくてもわかるだろう」って熟年夫婦みたいな感じでしたけど、あらためて言葉にすると伝わることってありますね。香取くんはとにかく頭脳明晰で、僕には考えつかないようなことを考えている。頭脳として信頼しているし、絵も描くし芸術的な才能のある人なので、音楽とか映画とかの話ですごく気が合う。そういうところが、とても刺激になりますね。

草彅:ふたりとも、マジメなところが好きかな。僕が一番適当なところがあるんですけど、ふたりを見ていると初心に帰れるんです。ふたりとも僕に対してとても誠実なところも好きですね。慎吾はアーティスティックですごく芸術的。僕のことを本当に好きなところも好きです。吾郎さんは高校が一緒でひとつ上の先輩だったので、少しお兄ちゃんみたいな感覚があります。ワインとか美味しいお店とか僕が知らないことをいろいろ知っているところも、一緒にいてくれるとすごく楽しくていいですね。

香取:僕は決めたことを実行する前に「別の方向から考えるとどうだろう」と立ち止まってしまうことがあるんですけど、そういう時に最後のひと押し、ここぞっていう時を逃さずに「じゃあ、やってみる?」「行こうぜ!」ってスイッチを入れてくれるのが草彅。そこが好きですね。吾郎ちゃんは、電話番号も知ってるし、向こうから連絡してきていいタイミングもあった。でもしてこない。そこが好き(笑)。

『72時間ホンネテレビ』

◆そんなお三方での72時間の番組について、意気込みを聞かせてください。

稲垣:まず、72時間もやっていただけることに感謝したいですね。スタッフさんも僕たちも、見てくださる方たちも、みんなにとって未知の世界で、どうなるか想像もつきません。無理はせずにそれぞれのペースで、楽しみながらやっていきたいですね。そのうえで、僕たちのリアルな気持ちが伝わればいいなと思います。いろいろなゲストの方にも来ていただけて、お見せできることもいろいろあります。ぜひ楽しみにしていてください。

草彅:とにかく、3人の気持ちがひとつになっていることが大事だと思います。すばらしい方々がゲストで来てくださいますし、僕たち3人としては元気に迎え入れないと。だからその日に向けて健康状態を整えつつ、がんばろうと思います。

香取:キャイ~ンの「ウド(鈴木)ちゃんが決まった」って携帯で見ていたところに本人からメールが来ました。いろいろな方が来てくださるのは本当に嬉しいし、幸せです。決まる度に、「その人が来るってことは、何やるんだろうな」と内容について頭がどんどん働いていくし。始まったばかりでゼロからのスタートですけど、「一緒に何かやろう」って言ってくださる方が想像していた以上に多くて。しかも、とんでもなく優秀な才能の方たちが集まってくださった。夢のような現場ですし、安心感も大きい。そのなかで、「くっだらね~!」とか「かっこいいから、やっちゃおうよ」とか皆で笑いながら、楽しみながらやっていけたらと思います。

 

■放送概要

「稲垣・草彅・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」
11月2日(木)21時~11月5日(日)21時
放送チャンネル:「AbemaSPECIALチャンネル」

放送URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/AkkG6KZAFkUszf

出演:稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾
ゲスト:市川海老蔵、堀江貴文、亀田興毅、キャイ~ン、関根勤 ほか
※今後も順次決定していく予定です。
 
●text/金井まゆみ

©AbemaTV

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