吉沢亮×松島庄汰×吉村卓也インタビュー「(富士山ろくの次は)海外に行こう!」Dlife『男子旅』に出演

特集・インタビュー
2016年10月14日

今をときめく若手俳優3人が“神宿る処”を目指して旅するDlifeの『男子旅』。10月16日(日)放送の第2回は、吉沢亮、松島庄汰、吉村卓也が富士山ろくをロードバイクで疾走。ぶどう狩りやカート対決をホンキで遊び、夜はバーベキューで真剣に語り合う。富士山ろくを旅した同世代3人がにぎやかに“男子旅”を振り返ります。

吉沢亮×松島庄汰×吉村卓也インタビュー

◆番組の出演が決まったときの感想を教えてください。

吉沢:僕自身、休みの日とかは普段外に出ないので、自転車で富士山の付近まで旅するというのは不安でしたが、2人とも事務所の先輩で、普段から仕事で会ったりするので、普通にゆったりとした旅になればいいなと楽しみにしていました。

吉村:僕は単純にただで旅行ができる…芸能界っていいなって思いましたね。

一同:(爆笑)

松島:気は使わないだろうと思っていたんですけど、この3人で仕事するってないよね。吉村は同期なので今まで何度も仕事したことあったんですけど、そこに亮が混ざっていることってあんまりなかったんです。

吉村:えっと、芸歴でいうと僕と松島庄汰が一緒で、お亮が一年…。あ、(吉沢が)お亮(笑)。

吉沢:お亮って(呼ばれてるんです)(笑)。

吉村:お亮が1年下で。でもほとんど年末のイベントとか一緒にやってるから、上下っていうより仲間って感じですね。

松島:だから亮と3人でどんな旅になるんだろうって。ロードバイク乗って激しそうな旅だし、けがも怖いし、しかも富士山だというので「え、ロードバイクで登っていくの!?」と思いました。不安もありつつ楽しみもありつつみたいな感じでしたね。

「坂はテンション上がっちゃいますよね」(吉沢)

◆富士山周辺での旅ということで特に印象的だったことは?

吉沢:1日目に行ったブドウ狩りで食べたブドウはおいしかったです。

吉村:おいしかったね~。

吉沢:僕、小学生ぐらいのころに1度して以来だったんですけど、自分で取って食べるっていうのが新鮮で、大きさとか甘さがスーパーとかで買うものと全然違っていて、本当に1つひとつの身がしっかりしてるなって感じがして。

松島:うまかった。でもやっぱフィナーレの洞窟じゃないですか。

一同:ああ。

松島:びっくりした。本当に洞窟に入るために階段を下ると、そこから温度が違うんですよ。上半身と下半身で温度が違うってわかるぐらいはっきりしてて、もやがかってて、それがまたすごくよかった。洞窟の中は-1度!

吉沢:バカみたいに寒かったですよね。

松島:バカみたいに寒かった(笑)。しかも洞窟の中は氷が張っていてコウモリもいるし。1時間ぐらい洞窟の中にいたから半そでだった音声さんが死にそうになってて…。何で半そでなんだろうって思いながらずっと俺音声さんの心配してました。俺らダウン着てたのに寒かったもんね。

吉村:氷の洞窟は本当に神秘的でした。ライトがないと何も見えないので、地面も凍っていてすべるし、たどり着くまでは恐怖でしたけど、たどり着いたら感動が待ってました。

松島:何より1日目に富士山が一切見えなかったことが残念でしたけど、2日目に見られたからね。一瞬なんですけど、全体が見えたわけじゃなくて、何て言うんだろう…。

吉村:富士山のてっぺんに雲が二重にかさがかかっているように見えたんですよ。

松島:普通に晴れて全体が見える富士山よりもレアな富士山が見られたので、よかったのかなと思いました。

◆3人の中でリーダーというかみんなを引っ張っていた人は?

吉村:亮じゃない?赤いし。

吉沢:服装は僕がリーダーみたいなカッコしてましたけど(笑)、1人だけ全部赤かったんですよ。

吉村:リーダー感がすごい。

吉沢:いやいや、全然そんなことなく吉村さんが常に引っ張ってくれて。

吉村:一応僕がルートを考えてきて、こうしようよって進めてたんです。だからさっきから“楽しかった”“よかった”って声が上がってるのは全部僕の力なんです!(笑)

松島:コーディネーターのおかげですから(笑)。ただ、ロードバイクは性格が出るんだなと思いました。吉村はすごく心配性なんで。それぞれ時間によって誰が先頭を走るかを決めていて、最初吉村が先頭を走っていたんですけど、めっちゃ遅いんですよ。

吉村:(笑)。いや、やっぱり僕は皆さんに気を使って、あんまり旅の初めから飛ばしすぎるのはよくないと思って、ゆっくりいい旅にしようという気持ちでやっていました。そしたら、最終的に追い抜かれるっていう。遅すぎるから着いて来いって(笑)。

松島:でも次に亮が先頭になると、亮は回りを気にせず行くよね。坂道もガンガン行く。
何も気にしないタイプ。

吉沢:気にしてはいますよ。

松島:俺ら、はあはあ言ってるのにガンガン行くからね。

吉沢:でも坂はテンション上がっちゃいました(笑)。

松島:スタミナあるし根性あるので、多分ゴーカートで負けた後だから負けたくないって気持ちが…(笑)。

「言われてみると、俺慎重派です!」(吉村)

◆ゴーカートはどうだったんですか?

吉沢:練習したときに、僕ぶっちぎりの1位だったんです。もうこれ本番も余裕だと思って。2周差ぐらいつけて勝ってやろうと思って最初にバーンと飛ばしたらスリップして。そこからびびっちゃってカーブも超スピードを落として、普通に負けました。

吉村:教習所と同じ慎重さだったからね。

一同:爆笑

吉村:S字クランクを上手に曲がっていました。

松島:そこでも出てたよね、性格が。亮は負けず嫌いでガーンと行く。順位的に言うと最初は亮、吉村、僕だったんですけどスリップしたので亮は必然的に最下位になっちゃって、吉村が先頭だったんですよ。で、飛ばすかと思いきや、俺らの速度を気にしてるんです。逆に俺が何でこいつこんな遅いのって思って、抜かしてやろうってバーン抜かしたら、もう全然抜かそうとする気ないんですよ。

吉村:僕多分あれなんだろうね。自転車でも前行ったら遅くなるし、人の上に立っちゃいけない人間なんだよね。

一同:爆笑

松島:だめ!本当だめ!コーナーも曲がるのおっそいしスリップを目の前で見てるから。

吉村:ここはウインカー出してから行こうぐらいの(笑)。

松島:3人とも安全運転すぎて。俺はそこでこれは面白くないなと思ってバーンと行きましたけど。そこで1位を取って。気持ちよかったです!

◆吉村さんは慎重なんですね?

吉村:何事でもそうかもしれない、今言われてみて気づいた! 僕慎重です!

松島:だいぶ慎重だな(笑)。

◆旅を通じて互いの意外な一面はありましたか?

吉沢:でもやっぱり庄汰さんは天才だなって思いました。

松島:それ褒めてねえだろ(笑)。

吉沢:本当にいろんなものを引き寄せる天才だなと。持ってますね。間が悪いというか、逆にタイミングがいいのかもしれないですけど。ちょっと面白い感じになって。

松島:感動的な話をしようとするとネズミが出てきたりとか、スタートした瞬間に雨降り出すとか。雨男なんです、すごく。天候だし関係ねえよって言われても本当にどこ行っても雨降るんですよ。外の仕事だと特に。最近もイベントで雨降りました。それまで晴れてたのに「こんにちは皆さん」って言った瞬間に降り始めて(笑)。

吉村:持っているね(笑)。亮はクールなイメージがあると思うんですけど、ゴーカートでも熱かったり自転車乗ってるときも「坂道登りつくまで絶対俺はゆるめない」って言ったり、熱くて負けず嫌いです。でも旅の最中に子供たちと出会ったんですけど、子供に対してすごい面倒見がよくて。

吉沢:めっちゃ褒めてくれるじゃないですか(笑)。

吉村:モテ男の条件をすべて持っているんですよ。松島のほうは「持っている(笑)」で、こっちは「持っている。」にしてもらっていいですか。

一同:(爆笑)

松島:吉村に関しては、昔から知ってるんですよね。亮はね、ここまでいろんなことに対して感情をむき出しにするんだなっていうのが意外で。まあゴーカートとか。ちなみに僕はレースで1位だったんですけど、そこでガチで悔しがってる亮を見てかわいいなと思いながら「まあ俺一位なんだけど」って(笑)。

吉村:でも1位のところはまるまるカットされているよね(笑)。

吉沢:吉村さんは、あまり物事に対して悩む人じゃないと思ってたんですけど、BBQのときに男くさいガチなテンションで話をしたんです。仕事の悩みとか。そのとき、吉村さんが熱くこういう話するんだって意外に思いました。

松島:いつもふざけてるもんね。

吉沢:いつもなんか「飲み会うぇ~い」みたいな感じ。

吉村:そういうイメージなの!?

松島「女の子うぇ~い」みたいな。

吉村:まあそれはあるけど…。

◆この3人だからそこまで熱く語り合えたんのかもしれませんね。

吉沢:本当にびっくりするぐらいナチュラルな何も作ってない感じでいたので、それはいい方向に転がってると思います。

松島:例えばここに女の子がいたらみんな変わるよね。若干カッコつけるよね。男3人だからカッコつけることもなく、あとこの3人だからお互いイジリ方も知ってるし。それこそカメラを忘れて気を遣わず接することができたので、感情が豊かになりました。お芝居と一緒ですよね。

吉村:何だろうね。自分が体験したことがまんま流れるっていう感覚。偽装一切なし。ホームビデオですね。

吉沢:(笑)。そのぐらい素です。

◆普段どんなことでホンキで遊んでいますか?

吉沢:普段、本気で、家でビール飲んでます。

吉村:遊び?大人だね~。

吉沢:僕本当に家を出ないインドア派なので、漫画を読んだり映画を見たり全部家で完結させちゃうんですけど、ビールを飲むときはこの枝豆っていうのがあって、この枝豆とたまにちょっと焼き鳥を買ってビールを飲んで寝る。だからこの旅が本当に新鮮だったんです。こんなに完全アウトドアなことしかしてないのが。最後までテンションが持つかなって思ってたんですけど、本当に楽しくて、外出ようって思いました。まだ出てないんですけど(笑)。

松島:人ってそう簡単に変われないね。

吉村:僕は一番アクティブ、アウトドア、それこそいまだに中学生みたいな感じですけど、ボウリングとか、キャッチボールを友達としたりとか。大人の遊びを何もしてないかも。この前は、一回本気でかくれんぼしました。

松島:すげえな。どこですんの?

吉村:新宿。すごく人多い中でのかくれんぼだから、その場にとどまっちゃだめなの。普通に知らない人の雰囲気を出して、横断歩道とか渡って。だから、見ていて急に渡られた人に「おー!お前!」みたいな…。…楽しいよ。やりませんか、皆さんで!

松島:やらんわ!(笑)僕は亮と一緒でインドアなんですよ。この前5日間ぐらいの休みがあったんですけど出かけるっていうのがご飯買いに行くときだけでした。

吉沢:人と会うってことがないですよね。

松島:ないんですよ。ゲームするんですけど、ゲームがオンラインになっているので、その中で仲良くなるわけですよ。僕の友達はみんな40代以上の男性なので、ずっとその40代以上の男性とマイクつけて会話してるんです。皆さん裕福な方が多くて。社長さん、個人経営の居酒屋のオーナーだったり。皆さん妻子がいて、その中で僕だけ1人でずっと会話してるんですけど、面白いです人間関係。

「海外はやめて現実的なところで次は箱根とか?」(松島)

◆今回の旅が外に出るきっかけになりそうですか?

松島:旅っていいなって思いました。リフレッシュできるし、心が洗われる感じ。田舎のお水飲んだりお野菜食べたり、すごい気持ちが分かったんですけど、やっぱ行かない…(笑)。

吉村:続けろよ!

松島:すげーよかったなーと思って家帰ったらやぱり落ち着いちゃうんです。

吉沢:やっぱり誰かが行こうっていうアクションを起こしてくれないと、自分たちでアクションは起きないですよね。

吉村:じゃあ『男子旅』もう一回やりましょう!

吉沢:シンガポール行きましょう。

松島:なんで~、海外?何するの。

吉沢:いやわかんない。俺行ったことないからすごく行ってみたいんです。

吉村:海外はいいね。俺海外一回も行ったことないから。海外いいですね。だって、庄汰が英語しゃべれるからね。

松島:ぺらぺらしゃべって、で、あれでしょ。雨降らせればいいんでしょ。レイニーデーっつってね。でも日本でいいでしょ、そこは。

吉村:日本にする?

松島:日本にしよう。一番現実的なとこ言おう。箱根とか。

吉村:BBQでみんなで語り合ったのが恥ずかしかったけどちょっと楽しかったんだよね。今度は露天風呂でみんなで浸かりながらみんなで語るのもありなんじゃないかな。

◆それでは最後にひと言ずつ見どころをお願いします。

吉沢:本当に何も意識していないような状態だったので、あまり見たことない素の3人が見れると思います。ぜひお楽しみに。

松島:3人とも楽しんでいるので、その雰囲気をぜひ味わっていただいて、あと幻想的な雰囲気もいくつかあります。あとディレクターさんいわく1日目のシーンは晴れのシーンも一応入れとくって言ったので、晴れてる日の富士山もぜひお楽しみにしていただけたら。

吉村:3人の魅力が詰まった男子旅、お楽しみに!

 

■PROFILE

吉沢亮×松島庄汰×吉村卓也インタビュー吉沢 亮
●よしざわ・りょう…1994年2月1日生まれ。東京都出身。B型。
10月22日(土)放送『コールドケース~真実の扉』(WOWOWプライム)にゲスト出演。2017年公開「銀魂」に出演。

松島庄汰
●まつしま・しょうた…1990年12月26日生まれ。兵庫県出身。O型。
10月スタートの『CRAZY』(TOKYO MX)にレギュラー出演中。

吉村卓也
●よしむら・たくや…1990年2月4日生まれ。広島県出身。B型。
伊村製作所メンバー。『みんなのニュース』(フジテレビ系)にレギュラー出演。12月17日(土)、18日(日)「HANDSOME FESTIVAL 2016」に出演。

 

■番組情報

『男子旅』『男子旅』
Dlife
10月16日(日)後11・55~深0・55

毎週(日)後11・55~深0・55
※再放送 毎週(水)後7・00~8・00

©Dlife

 
●styling/澤﨑智彦 衣装協力/DISCOVERED(トップス)(吉沢)、Name(パンツ)(吉沢)、KIDS LOVE GAITE × Winona(シューズ)(吉沢)TROVE(カットソー、パンツ)(松島)Erik Schedin(シューズ)(吉村)そのほかスタイリスト私物

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