トム・ハンクスとトム・ティクヴァ監督がタッグを組んだハートフルストーリー「王様のためのホログラム」が、2月10日(金)より全国ロードショー。
原作は、タイム誌ベストブック、ピューリッツァー賞候補になった作家デイヴ・エガーズの全米図書賞にノミネートされた「王様のためのホログラム」。全てを失った男が、一発逆転をかけて訪れたサウジアラビアの地で次から次へと襲いかかる異文化の嵐に戸惑いながらも、流れに身をまかせた時、新たな人生を歩き始めることができるという希望に満ちたハートフルストーリーとなっている。
ハンクス自らが映画化を熱望し、鬼才ティクヴァ監督(「クラウド アトラス」「パフューム ある人殺しの物語」)とタッグを組んだ本作では、大手自転車メーカーの取締役を解任され家も家族も失ってしまった主人公・中年サラリーマンのアラン・クレイをハンクスが演じる。さらに、劇中ではティクヴァ監督作「パフューム ある人殺しの物語」「クラウド アトラス」と立て続けに出演している英国俳優、ベン・ウィショーがアランの会社(アメリカ)とサウジアラビアの砂漠を繋ぎ最先端技術3Dホログラムで現れるという友情出演も。相手の顔を触ろうとしたり、ボールを投げてみたりと少ない出演シーンながら存在感をいかんなく発揮しているベンにも注目。
【ストーリー】
立派な車もステキな家も美しい妻も、煙のように消えてしまった。すべてを失くした男の名はアラン(トム・ハンクス)。大手自転車メーカーの取締役だったが、業績悪化の責任を問われ解任されたのだ。愛する娘の養育費を払うためにIT業界に転職し、一発逆転をかけて地球の裏側、はるばるサウジアラビアの国王に最先端の映像装置〈3Dホログラム〉を売りに行く。ところが砂漠に到着すると、オフィスはただのボロテントでエアコンも壊れ、Wi-Fiもつながらなければランチを食べる店さえない。抗議したくても担当者はいつも不在、プレゼン相手の国王がいつ現れるのかもわからない。上司からはプレッシャーをかけられ、ついには体も悲鳴をあげる。追いつめられたアランを助けてくれたのは、予想もしない人物だった──。
「王様のホログラム」
2月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ ほかにて全国ロードショー
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