乃木坂46でキャプテンを務める桜井玲香が、自身の個人写真集「自由ということ」(光文社刊)の発売を記念し、東京・福家書店で“お渡し会”を開催。イベント取材前に囲み取材に応じた。
写真集の舞台・マレーシアの印象については「すごくすてきなところでしたね。自然もいろいろあるし、街も“中”と“洋”がミックスされてるような不思議な場所で。あと、食べ物もおいしくて幸せでした。何だっけ…焼き鳥…みたいなのがあるんですよ(笑)。それがめちゃくちゃおいしかったです。エピソードはいろいろあるんですけど、やってしまったなと思うことがあって。写真集の中に自分で撮った写真も入れてみようっていう話を提案させていただいたんです。で、一眼レフを買って持っていったんですけど、あまり私、(メモリの)容量とかが分からなくて。1GBのカードを持っていったんです。撮り始めたら20枚ぐらいでいっぱいになっちゃって。ただの思い出になっちゃいました(笑)」
お気に入りの写真を聞かれると、水着姿になる直前の2枚のカットをセレクト。「メンバーから“玲香らしいね”って言ってもらえる2枚なんです。これはまだ上着を着てますけど、この直後に水着撮影をしたのでこのときは緊張してました。水着はすごく恥ずかしかったです。私たち乃木坂は写真集では水着を着る機会があるんですけど、今までグループの写真集でもなぜか私は水着ショットを使われたことがなくて(笑)。いや、ちゃんと撮ってはいるんですよ! いっぱい撮るのに、いざ完成したのを見てみると首から下が水に浸かってる、みたいなのが多くて。だから今回初めてみんなに見せるっていう緊張がありましたね」
メンバーからも絶賛されているという今回の写真集。「中田花奈はアイドルオタクなんですけど、私は彼女のタイプじゃないみたいで。みんなには“かわいい、かわいい”って言うのに、私だけ一回も言われたことなかったんです(笑)。でも今回の写真集で初めてかわいいって褒めてくれたのでうれしかった! あと若(月佑美)からも“すごくいいね。いい写真集を作っていただいてよかったね”って。ふふふ(照)。あ、若には特別にサインとメッセージとキスマークをつけてプレゼントしました。あと(先日写真集を発売した秋元)真夏とはちょうど撮影時期が一緒で。お互いに不安で、向こうはニューカレドニアで私はマレーシアで結構距離が離れてたんですけど、メールでやりとりしながら励まし合ってました。真夏も“よかったね”ってすごく言ってくれて。私も真夏の写真集はお気に入りなんです」
ただ、唯一心配なのはお父さんの反応のようで…。「水着はちょっと悲しむんじゃないかな~って(笑)。肌着みたいなのを着てベッドの上で撮ったのもあるし。実は昨年舞台をやったときに、下着姿ではないんですけどそういう感じのシーンがあって。ウチの父はそういうのって全然気にしないタイプだと思ってたんですけど、実際見たらショックだったみたいで。ちょっと連絡が来なくなった時期があったんですよ(笑)。だから今回心配だなぁって」
そして最近恒例となっている自己採点についても言及。「もう、すっごい考えました! まいやん(白石麻衣)が1兆点で、真夏が10兆点ですよね。じゃあ私は…11兆点で(笑)。(メンバーが次々と写真集を出している中で)もちろんプレッシャーはありますけど、私は思い出を作っていただいたっていうことだけで十分です。これから写真集を出してほしいメンバーはいっぱいいますよ。3期生も含めて全員出せたらカッコいいですよね。“ウチら、グループ全員、個人写真集出してますけど?”みたいな(笑)」
最後はカメラに向かってPR。すると「10兆1点の写真集を作っていただいたので、ぜひたくさんの方に見ていただけたらうれしいなと思います!」と早速点数を間違えるポンコツぶりを発揮。「やばい、すごい緊張してる(笑)。11兆でお願いします! あ~もう恥ずかしいです…。すみません、ありがとうございました…」と苦笑いで会見場を後にした。