『劇場版マジンガーZ』(仮題)起動記念イベントが「Anime Japan2017」で行われ、世界先行公開、超特報解禁、主演・ヒロイン声優が発表された。
イベントでは、どこよりも早く超特報映像が解禁。闇に浮かぶマジンガーZの各パーツを舐めるようにカメラが流れ“ロボットアニメの原点にして頂点”“それは、神にも悪魔にもなれる――”というキャッチコピーの中、足、拳、そしてブレストファイヤーと思われるパーツがお目見え。さらに、ファンにはたまらないパイルダー(操縦席)、そして気になるマジンガーZの顔も一瞬だけ映し出された。
超特報解禁の後、イベント立会人として登壇した森久保祥太郎、茅野愛衣がそれぞれ主演・ヒロイン声優を務めることが発表された。森久保は主役の兜甲児、茅野は弓さやかを演じる。
森久保は「アフレコはまだこれからですが、とんでもない素晴らしい作品になると思いますので、今までの自分の声優キャリアを賭けてバシッとやってきたいと思います」と。茅野は「まさか自分が!と驚きましたが、この歴史ある作品に参加できてうれしいです!弓さやかのけなげでかわいらしいところを出せればと思います」とそれぞれ意気込みを語った。また、「ONE PIECE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜」の志水淳児が監督を務めるなど、メインスタッフも発表された。
さらに、今年画業50周年を迎えた原作者・永井豪からビデオメッセージも公開。そこで永井の口から“世界の皆さんにもお届けします”と世界公開が発表された。公開地域は随時発表される予定だが、日本に先駆けての世界先行公開が決定している。
ビデオメッセージでは「兜甲児は永遠の若者代表。弓さやかはヒロインの代表。思い切り今の時代の兜甲児と弓さやかをを演じていただけたらと思います」と、メインキャラクターを演じることになった森久保と茅野へのエールも送られた。
<永井豪コメント全文>
「私の愛するマジンガーZが復活します。誕生から45年、この私も漫画家をはじめて50年、この記念すべき年に再びマジンガーZを皆様にお届け出来る事を嬉しく思います。また、マジンガーZは世界の様々な地域で親しまれている作品です。今までマジンガーを支えてくれた様々な国のファンの皆様への感謝とともに、今回の映画化作品は世界の皆さんにもお届けしたいと思います。それでは世界の劇場にパイルダーオン!」
『劇場版マジンガーZ』(仮題)
制作:東映アニメーション
配給:東映
声の出演:森久保祥太郎、茅野愛衣 ほか
原作:永井豪
監督:志水淳児(「ONE PIECE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜」『プリキュアオールスターズNS』)
脚本:小沢高広(うめ)(「東京トイボックス」「スティーブズ」)
メカニックデザイン:柳瀬敬之(「攻殻機動隊Arise」「ガンダム00」)
キャラクターデザイン:飯島弘也(『アフロサムライ』)
美術:氏家誠(GREEN)(「ガンダム」シリーズ、「エウレカセブンAO」)
助監督:なかの★陽(「アクティヴレイド」「ウルトラマンオーブ」)
公式サイト:mazinger-z.jp
©永井豪/ダイナミック企画・MZ製作委員会