ベネディクト・カンバーバッチ主演『ドクター・ストレンジ』MovieNEXが6月2日(金)に発売。5月3日(水)に先行デジタル配信を開始する。本作で、ストレンジの宿敵・カエシリウス役を演じたマッツ・ミケルセンに、大のマーベルファンの俳優・藤田富がインタビュー。本作やマーベル作品の魅力を聞いた。
「『アベンジャーズ』を観た時、主役級のヒーローがたくさんいてこれまでのヒーロー作品の常識が覆された」と語る藤田。マーベル作品の魅力を聞かれたミケルセンは「マーベルのヒーローには他にはない特別な魅力があると思う。みんな欠点があり、人間的にも立派とは言えない連中だ」と話し「例えばドクター・ストレンジも自己中心的かつナルシストでどうしようもない男だが、物語の中で多くのことを学び、世界を危機から救うことになる。そして人間として成長を遂げるんだ」と。さらに「ヒーローや悪役に欠点があるからこそ、誰でも共感できる。完璧なスーパーヒーローとは少し違うね」とマーベル作品の魅力について語った。
藤田が撮影現場の様子について聞くと、ミケルセンはカンバーバッチとの印象深いスタントのエピソードを紹介。それは、カンバーバッチと戦う場面で、マッツが彼に向かって剣を振り、彼が避けたためにガラス製のキャビネットが粉々になるというシーン。「僕は宙に吊られたまま重い剣を取り出し、人に当てないように気をつけてガラスを割るという動作を何度も練習したよ。その結果、本番の撮影ではすべてが完璧に進み、カットがかかる直前についニヤけてしまった」と話すミケルセン。「物を派手に壊すだけでお金をもらえるなんて最高だよ」と笑い、藤田が「もう一度観たら確認します」と言うと、「スロー再生したら、僕の笑顔が確認できるかもしれない」とうなずき、2人で笑い合った。
インタビューを終えた藤田は、「マッツさんのように、僕も楽しみながら仕事を頑張りたい」と。また、ミケルセンについては「男として理想。余裕があってカッコいい」と話し、「いつかマーベル作品に出たい」と胸の内を明かした。さらに「マーベル作品は『欠点があるヒーローだから共感を呼ぶ』と話していたけど、まさにそのとおりだなと。マーベル作品のように、いろんな人の共感を呼んだり期待に応えたりする作品に出てみたいです!」と熱く語った。
インタビュー映像
『ドクター・ストレンジ』MovieNEX
6月2日(金)発売
MovieNEX 4,000円
MovieNEXプレミアムBOX 9,000円+税
5月3日(水)先行デジタル配信開始
公式サイト:http://marvel.disney.co.jp/movie/dr-strange.html
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