ナチス高官暗殺を遂行した男たちの史実サスペンス映画『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』8・12日本公開

映画
2017年04月09日

112380_01_R キリアン・マーフィ&ジェイミー・ドーナン主演でおくる、ナチスNo.3の男・親衛隊大将ハイドリヒ暗殺事件を描いた『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』が、8月12日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開することが決定した。

 本作は、「第二次世界大戦を描く新たな傑作」(Indie wire)と高く評価された、ナチス高官ハイドリヒ暗殺の史実を基に描いた緊迫のサスペンス。
1942年、第二次世界大戦直下。ユダヤ人大量虐殺の実権を握り、その冷酷さから「金髪の野獣」と呼ばれたナチス高官ハイドリヒが、若き兵士たちによって襲撃される。フリッツ・ラング監督作「死刑執行人もまた死す」、ルイス・ギルバード監督作「暁の七人」でも描かれた暗殺作戦の、壮絶な逃走劇と衝撃的な報復の全貌を新たに描いた作品が、当時から75年の時を迎える2017年、ついに日本公開されることになった。

主演は「ダークナイト」「インセプション」で確かな演技力が評価されているキリアン・マーフィと、世界中で空前の社会現象を巻き起こした大ヒット映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のジェイミー・ドーナン。実力・人気とともに高い2人が、今回ハイドリヒ暗殺を実行する兵士役で初共演を果たした。
また、現在公開されているビジュアルは、ナチスのマーク「ハーケンクロイツ」が印象的で、ハイドリヒによって運命を狂わされていく若者それぞれの姿が捕えられている。近年、映画界ではナチスやヒトラーを題材にした作品が相次ぎ、ハイドリヒの部下であるアイヒマンにまつわる映画も公開され反響を呼んでいる。こうしたナチス関連作品が話題になるのも、ヨーロッパやアメリカにおける移民問題、またヒトラーを彷彿とさせる政治家への危惧もあるからなのか、今一度映画を通して史実を見直そうという風潮が見受けられる。

ナチスに立ち向かった男たちの無謀な挑戦を描いた史実サスペンス作品『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』は、8月12日(土)新宿武蔵野館ほか全国順次公開。

<作品情報>
第二次世界大戦直下、ナチスはヨーロッパのほぼ全土に占拠地域を広げていた。ヒトラーの後継者と呼ばれ、ナチス第三の実力者であるラインハルト・ハイドリヒは、ユダヤ人大量虐殺の実権を握っていた。イギリス政府とチェコスロバキア亡命政府は、ハイドリヒ暗殺計画を企て、ヨゼフ(キリアン・マーフィ)、ヤン(ジェイミー・ドーナン)ら7人の兵士による暗殺部隊を、パラシュートによってチェコ領内に送り込む。ヨゼフとヤンはプラハの反ナチス組織や家族と接触し、暗殺計画を進めていく。ついに無謀なミッションは実行されるが、ハイドリヒ襲撃に憤慨したナチスは常軌を逸する残虐な報復を始める―。
■監督・脚本:ショーン・エリス
■出演:キリアン・マーフィ、ジェイミー・ドーナン、ハリー・ロイド、シャルロット・ルボン、アンナ・ガイスレロヴァー

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