中条あやみが、4月29日(土)の『世にも奇妙な物語 ’17春の特別編』(フジテレビ系)で放送される「夢男」に主演することが決定した。中条は『世にも奇妙』初出演にして初主演となる。
中条が主演する「夢男」では、10年ほど前から世界各地のネット上でたびたび話題となってきた都市伝説“This Man”が夢男として登場する。毎晩、悪夢にうなされながらもその夢を思い出せないでいた女子大生のミドリ(中条あやみ)は、授業中に夢にはメッセージが隠されていると教わる。怖いもの見たさもあって、夢の中に出てくる男の顔をイラストソフトを使ってモンタージュで再現するミドリ。軽い気持ちでTwitterに画像をアップし「この男が夢に出てきます。助けてください」と投稿すると翌朝、その投稿が大反響。周りの友人も次々にこの男を夢で見たと言い始める…。
<中条あやみコメント>
◇『世にも奇妙な物語』初主演にあたっての気持ちは?
「『世にも奇妙な物語』といえば、学生時代に友人の家に泊まって、みんなで一緒に見ていた思い出があります。ですから出演させていただくことになり、本当にうれしいです」
◇「夢男」はどんな作品だと思いますか?
「この作品のテーマは恐怖であり、それによる集団パニックを描いていて、まさに今、2017年のお話だと思います。実際に“夢男”がいるかもしれないという話を私も聞いていて、無いようであり得る話だなぁ、と思いました。私自身の周りでも、似たように噂が噂を呼ぶようなことが起きたことがあったし。SNSだとか、情報をゲットするのが便利な時代になったからこそ、こういうことがよりリアルになったと思います。だから、そういった恐怖が伝わるよう、演技できたらいいなと思いました」
◇「夢男」として登場するThis Man氏のことはどう思いますか?
「見た目は不気味なんですけど、どこかかわいそうというか、助けてあげたいって思ってしまう存在です。嫌いにはなれないし、無視することもできない。そんな特徴的な顔をしていて、あったことあるようで無いみたいな、不思議な感覚をぴったり捉えている顔だと思います」
◇撮影現場の様子はいかがですか?
「(映画と比べると)ドラマの撮影ってテンポが早くて、そのテンポに慣れるのに苦戦していますが、監督もすごく楽しい方で、現場も明るくて、怖い作品を撮っているようには思えないです。毎日笑って楽しんでいます」
◇芝居で心がけていることは?
「撮影は(ストーリー順でなく)バラバラに撮っているので、その前のシーンがどれぐらい怖かったか、しっかり前のシーンを想像して表情を作り込んでいます。短いお話ですが、表現がどんどん変わっていくので」
◇視聴者に向けてメッセージをお願いします。
「ハラハラドキドキするシーンがたくさんあります。暴動だったり、夢男を見た人たちが狂っていく様子は、怖いけど引き込まれると思います。実際にこういうことが起きたらどんな感じかなぁなど、想像しながら見ていただけたら、より怖くて面白いと思います。私たちにとって意外と身近な話だし、本当に“世にも奇妙な話”なので。週明けの学校や職場で絶対に盛り上がれると思います! それに、ふと振り向いたら、実際に夢男が街を歩いているかもしれませんよ!」
土曜プレミアム『世にも奇妙な物語 ’17春の特別編』
フジテレビ系
4月29日(土)午後9時~11時10分
ストーリーテラー:タモリ
「夢男」
<キャスト>
ミドリ…中条あやみ
夢男…This Man
マナブ…広田亮平
ユカリ…唐田えりか
ダイチ…杉野遥亮
・
教授…村上新悟
ミドリの母…筒井真理子
脚本:いながききよたか
演出:松木創