「ドライ・クリーニング」「ココ・アヴァン・シャネル」のA・フォンテーヌ監督最新作「夜明けの祈り」8・5公開決定

映画
2017年04月20日

「夜明けの祈り」 アンヌ・フォンテーヌ監督の最新作「夜明けの祈り」が、8月5日(土)からヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかで全国公開されることが決定した。

 本作は、「ドライ・クリーニング」や「ココ・アヴァン・シャネル」など、女性の生き方や愛に目覚めていく人々のドラマを、甘美かつ官能的に描いてきたアンヌ・フォンテーヌ監督の最新作。第二次世界大戦末期の悲劇的な事件によって心身共に傷ついた修道女を救うために尽力した医師マドレーヌ・ポーリアックの実話の映画化。第42回仏セザール賞では、主要4部門(作品、監督、脚本、撮影)にノミネートされている。

 1945年12月のポーランド。赤十字で医療活動を行う若きフランス人女医マチルドの元に、悲痛な面持ちで助けを求めるシスターがやってくる。修道院を訪れたマチルドが目の当たりにしたのは、ソ連兵の蛮行によって身ごもり、信仰と現実の狭間で苦しむ7人の修道女だった。そこにある命を救う使命感に駆られたマチルドは、幾多の困難に直面しながらも激務の合間を縫って修道院に通い、孤立した彼女たちの唯一の希望となっていく――。

 過酷な運命を背負った修道女の唯一の希望となった勇敢な女医マチルドを、新鋭ルー・ドゥ・ラージュ、仲間を救いたいという想いと篤い信仰心の狭間で揺れるシスター・マリア役を「ハミングバード」のアガタ・ブゼク、修道院長を「イーダ」の叔母役で世界から絶賛されたアガタ・クレシャが演じる。

映画『夜明けの祈り』
8月5日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開

監督:アンヌ・フォンテーヌ
製作:エリック・アルトメイヤー、ニコラス・アルトメイヤー
音楽:グレゴワール・エッツェル
撮影:カロリーヌ・シャンプティエ
出演:ルー・ドゥ・ラージュ、アガタ・ブゼク、アガタ・クレシャ、ヴァンサン・マケーニュ

配給:ロングライド

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