「第18回タイ・フェスティバル2017」開会式にて行われた日タイ修好130周年親善大使就任セレモニーで、タイで活躍中の俳優ジェームス・ジラユが親善大使に就任した。
今年で18回目の開催となる「タイ・フェスティバル」の開会式は、タイ文化省舞踊団によるオープニング・パフォーマンスで華やかにスタート。日本の薗浦健太郎副外務大臣とともに登壇したタイ王国のタナサック副首相は「タイに進出する日本企業の支援、日本への観光客の増加に尽力したい」と今後の展望を語った。
続いて行われた日タイ修好130周年親善大使就任セレモニーで、ジラユは「130周年という記念すべき年に親善大使に任命していただき、とてもうれしいです。ありがとうございます」とあいさつ。日本国内でも写真集の発売や、つんく♂から楽曲提供を受けて歌手デビューしているジラユは「2年前、日本に2か月くらい住んでいました。その時に(日本語の歌など)いろいろ練習して本格的にデビューとなったのですが、エンターテインメントの世界で日本とタイとをつなげたいというふうに感じていました」と語り、念願の親善大使就任にうれしそうな表情を浮かべた。そんなジラユの晴れ姿を一目見ようと駆けつけたファンも、タナサック副首相、薗浦副外務省大臣からジラユに親善大使のタスキがかけられると大声援と拍手でお祝いし、会場一体が祝福ムードに包まれていた。