児童文学「アルプスの少女ハイジ」を実写映画化した、『ハイジ アルプスの物語』が8月に日本で公開されることが決定した。
世界で約60もの言語に翻訳され、5000 万部以上発行されている原作は、日本でもアニメーション化されているなじみ深い作品。そんな世界的児童文学を生んだ国スイスが、21世紀版ハイジとして新たなマスターピースを生み出すべく映画化に踏み出した。
ハイジに抜擢されたのは、500人の中から選ばれたアヌーク・シュテフェン。アルムおんじには、『ヒトラー ~最期の12日間~』のブルーノ・ガンツが起用された。また、監督はスイス人のアラン・グスポーナー。彼は今回の映画化について「監督のオファーを受けてまず僕はヨハンナ・シュピリの小説を再読したところ、いろんな問題が詰め込まれたすごくパワーのある社会派ドラマに、すごく引き込まれたんだ。作品の根底には“抑圧からの解放”と“自分の居場所を見つける”というテーマがあることに気付いた。これにはワクワクさせられるし、いつの時代にも通じるとても根源的なテーマだ」とコメントを寄せている。
『ハイジ アルプスの物語』
8月、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー
出演:アヌーク・シュテフェン、ブルーノ・ガンツ、イザベル・オットマン
監督:アラン・グスポーナー
脚本:ペトラ・ヴォルぺ
原作:ヨハンナ・シュピリ「アルプスの少女ハイジ」(講談社青い鳥文庫)
配給:キノフィルムズ
公式サイト:www.heidimovie.jp
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