劇場版第1弾『トモダチゲーム劇場版』の舞台あいさつが行われ、大倉士門、根本凪、上野優華、天月、永江二朗監督らが登壇した。
原作・山口ミコト、作画・佐藤友生のタッグにより連載がスタートした同名漫画を、映画2作品で映像化した本作。仲の良い高校生グループが高額の借金返済ゲームに巻き込まれ、疑心暗鬼の心理戦と頭脳プレーを駆使し挑戦していく物語だ。
役作りとして金髪にしていた大倉は「カツラ疑惑までささやかれて、ネットで叩かれたりしました(笑)」と周囲の反応に戸惑ったという。また、冬に行われた撮影だったため、「撮影現場はとにかく寒くてカイロを何枚も貼って演じました。主演の吉沢(亮)くんは、15枚ぐらい貼っていて、現場全体での一日のカイロ消費量は100枚以上だったらしいです(笑)」と、撮影の裏側を告白。しかし「極寒現場にもかかわらず、寒さをまったく感じさせないみんなの演技はすごいですし、出演者たちとの和気あいあいとしたシーンをぜひ観てほしいです。そして、劇場版は原作ともドラマとも違う! ので、ぜひ何度も劇場で観てほしいです」と作品の仕上がりに満足しているようだった。
根本もやはり現場の寒さが印象的だったようで、「寒くて寒くて…。脇の下にカイロを貼るととっても温かくなる!そんなことを知れた現場でした!」と天然発言で会場を沸かせた。すると、上野はすかさず「この作品は、みんなの会話のテンポ感に注目してほしいです。シーンによって、会話のテンポの違いから緊張したり、ほんわかしたりしますので」と映画のPRを。
また、本作でエンディング曲を担当した上野。「主題歌を担当された天月さんとは反対に、友情が壊れていくようなシーンを見た後でも、あったかい気持ちになってもらえたらいいなという想いを込めて作り歌いました。音楽にも耳を傾けていただきたいです」と曲への思いを語った。一方、主題歌を担当した天月は、「僕自身が原作の漫画ファンでもあったので、漫画で描かれているような心理戦を歌詞にも落とし込み、衝撃を与えられるような世界観の曲にしようと思って書き下ろしました」と原作への愛情を込めてコメントした。
最後に永江監督は「キャスティングが完璧で嬉しかったです。漫画原作の映画なので、役者さんたち全員に、漫画のキャラクターのように髪を染めてもらってキャラクターを寄せました。2度3度観ていただくと、改めて気づく『ああそうだったのか』が発見できるはずなので、何度でも楽しめるはずです。最後に“ズキュン”となるシーンがあるのでお楽しみに!」と観客に呼びかけ、舞台あいさつは幕を閉じた。
【作品情報】
劇場版第1弾『トモダチゲーム 劇場版』
シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開中
劇場版第2弾 『トモダチゲーム 劇場版FINAL』
9月2日(土)よりシネ・リーブル池袋ほか全国順次ロードショー
<公式サイト>
tomodachi-game.com
<ツイッター>
@tomodachi_game
©山口ミコト・佐藤友生/講談社©2017 「トモダチゲーム」製作委員会