関ジャニ∞が出演するテレビ朝日系『関ジャム 完全燃SHOW』(毎週(日)後11・10)が、6月25日で放送100回目を迎える。収録後、メンバーを代表して渋谷すばる、村上信五、丸山隆平、錦戸亮、大倉忠義が囲み取材に応じた。
日本の音楽界をけん引する豪華ゲストとトークやジャムセッションを繰り広げる番組。表舞台に立つアーティストだけでなく裏で支える音楽プロデューサーなども迎えて、今さら人には聞けないような“音楽の基本”から、制作の裏側や専門テクニックなど“マニアックな知識”まで掘り下げる。
村上は「ゲストの方々から学ばせていただくことが多くなり、番組開始当初に比べて非常に音楽的要素が強くなってきた。これ以上はない100回を迎えられたんじゃないかな、と思います」としみじみ。大倉は「これまで多くのアーティストの方々と共演させていただいたのですが、その方たちのおかげでここまで続いている番組だなと、あらためて思いました」と感謝を示すとともに、「一番印象に残っているゲストはYOSHIKIさん。手術をされたばかりなので、僕も今すごく心配してます。早く元気になって、また番組に来ていただきたいです」と、先月16日に首の手術を受けたX JAPANのYOSHIKIにエールを送った。
100回目の放送では、関ジャニ∞のニューアルバム「ジャム」(6月28日(水)発売)をフィーチャー。UNICORNやBEGIN、いきものががりの水野良樹、岡崎体育、ニセ明、レキシの池田貴史など、『関ジャム-』に出演したゲストたちから楽曲提供を受けた同盤の制作過程を、作曲・編曲で参加した音楽プロデューサー・蔦谷好位置の解説と併せて紹介。打ち合わせや、安田章大と振付稼業air:manがダンスの構想をブラッシュアップしていく様子など貴重な舞台裏が公開される。
同盤について、渋谷は「ただ単に楽曲提供してもらうだけじゃなく、この番組で共演させていただいた方と一緒にアルバムが作れたので、一曲一曲にしっかりと血の通った一枚になってます。すごく思いが詰まった一枚になった」と手応え十分。丸山は「この番組が大きなきっかけとなって、とてもすてきな楽曲をいただきました。番組を続けてきてよかったな、と思えるアルバムができたと思います。これをきっかけに、より多くの方に関ジャニ∞を知っていただけたらな、という思いを込めて、みんなでアルバムを作りました」とアピールした。
また、番組で今後やってみたいことを聞かれると、錦戸は「いつか『関ジャム』に来てくれた方々を交えて、フェスをやりたい」と言い、「僕ら関ジャニ∞がずっと演奏し続けて、ボーカルだけ変わっていく、みたいな形に挑戦したいです」と構想を掲げていた。