植木等と付き人・小松政夫の師弟関係を描くドラマ『植木等とのぼせもん』(NHK総合 9月2日(土)スタート)の制作が決定。植木等役を山本耕史、その付き人を志尊淳が演じる。
本作は、時代の寵児・植木等と、彼を支え続け、やがて巣立った青年・小松政夫の師弟関係を、当時のテレビバラエティーや映画の熱気ある撮影風景をふんだんに交えながら描く、笑いと涙のドラマ。
「スーダラ節」などで知られ、「無責任男」を体を張って演じた男・植木等を演じるのは、山本耕史。そんな植木の付き人兼運転手で、植木を「親父さん」と慕い、のちに俳優・コメディアンとして活躍する“のぼせもん”小松政夫を、志尊淳が演じる。
ほかに、山内圭哉、浜野謙太、武田玲奈、中島歩、でんでん、坂井真紀、富田靖子、勝村政信、優香、伊東四朗ら豪華キャストの出演も発表されている。
土曜ドラマ 『植木等とのぼせもん』は、NHK総合にて9月2日(土)スタート。全8回。
<あらすじ>
昭和37年。植木等(山本耕史)は半信半疑だった。自身が歌う『スーダラ節』が、空前の大ヒットとなったのだ。植木とクレージーキャッツはテレビや映画に引っ張りダコとなり、一躍スターに。それと同時に超過密スケジュールとなった植木に、付き人兼運転手がつくことになった。やって来たのは、博多から上京してきた松崎雅臣(志尊淳)というめっぽう元気な青年だった。
撮影現場に同行した松崎は、植木やリーダーのハナ肇(山内圭哉)、アイデアマンの谷啓(浜野謙太)ら、クレージーキャッツのエネルギッシュな仕事ぶりに圧倒される。彼らは、コントではとことん馬鹿馬鹿しく、音楽ではとことんカッコ良く、“面白いって、なんだ?”を追求していた。
一方、根が真面目な植木は「こんなふざけた仕事ばかりやっていて、人様の役に立つのか?」と自問自答する。そんな植木を、少年時代に父を亡くした松崎はいつしか「親父さん」と呼ぶようになり、植木や妻・登美子(優香)、父・徹誠(伊東四朗)も、松崎を家族のように受け入れる。一人前のタレントを目指して、仕事に、恋に熱中する松崎。その姿はまさに“のぼせもん”。植木と松崎、最強の師弟コンビが、時代を駆け抜けてゆく。
土曜ドラマ 『植木等とのぼせもん』
9月2日(土)スタート<連続8回>
NHK総合 毎週(土)後8・15~8・43
原案:小松政夫「のぼせもんやけん」
脚本:向井康介
音楽:林ゆうき
出演:山本耕史、志尊淳、山内圭哉、浜野謙太、武田玲奈、中島歩、でんでん、坂井真紀、富田靖子、勝村政信、優香、伊東四朗 ほか
制作統括:佐野元彦、須崎岳(以上NHKエンタープライズ)、中村高志(NHKドラマ番組部)
演出:西谷真一、榎戸崇泰(以上NHKエンタープライズ)
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