NHKが送る、夏恒例の大型音楽番組『第49回 思い出のメロディー』(NHK総合/ラジオ第1 8月5日(土)放送)の囲み取材会が7月18日(火)に行われ、MCを務める氷川きよしと有働由美子アナウンサーが登場した。
昭和44年に始まった同番組は、今年で49回目。今回は「昭和を彩ったスターと名曲たち」をテーマに、2時間半の生放送で送る。8月に没後10年を迎える作詞家・阿久悠の名曲を西田敏行がプレゼンターとして紹介するほか、今年歌手60周年を迎えた小林旭による大ヒットメドレー、初出演の浅丘ルリ子による「愛の化石」など、見どころ満載。スペシャルゲストには石坂浩二、加藤一二三、春風亭昇太が登場する。
今回、9年ぶりに同番組の司会に挑戦する氷川は「前回のときは30歳だったんですが、そのときはほとんどしゃべらないまま終わってしまって(笑)。今回、また選んでいただいて、僕でいいのかなという思いもありつつ本当にうれしいですし、精いっぱい務めさせていただきたいです」と喜びのコメントを。また、有働アナとのタッグについては「すごく安心感があってホッとしています」と。
対する有働アナは「(氷川さんを)サポートしようと思ったのに、さっき『うたコン』のリハーサルで私のほうが噛んでしまって、どうなるか分からないです(笑)」と苦笑いを浮かべつつ、生放送でのMCの先輩として「時間が押してきて、せっかく覚えた曲紹介のコメントを『2行ぐらいカット』って言われたときの恐怖はありますね。でも、そこは臨機応変に対応するしかない」とアドバイス。話に聞き入っていた氷川だったが、有働は「…なんか偉そうにすみません。乳母みたいだよね(笑)」と突然の自虐で笑いを誘っていた。
今回は、“ひふみん”こと将棋の加藤一二三九段がゲストとして出演するということで、かつて『あさイチ』で加藤九段と共演した有働アナは「加藤さんはウワーとしゃべられる方で、話し出したら、もう誰にも止められないと思います。話がどこにいくかわからないので、私はただお話をうかがいたいです」と、生放送には少々不安げ。いっぽうで、「『あさイチ』で、残り7秒ってときに『藤井聡太四段ともう一回対局したら何割の確率で勝てると思いますか』という質問に『80パーセント!』っておっしゃったので、尺の感覚はさすが勝負師の方」と絶賛。「(生放送でも)ぶちっとは切れないと思います」と言い切っていた。
『第49回 思い出のメロディー』は、NHK総合/ラジオ第1にて8月5日(土)後7・30から放送。
※加藤九段の歌唱予定はなし。