映画「宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲」(8月5日(土)公開)の完成披露上映会が行われ、レギュラーキャストの岐洲匠、岸洋佑、山崎大輝、大久保桜子、榊原徹士、南圭介のほか、劇場版ゲストの田村亮(ロンドンブーツ1号2号)が涼しげな浴衣姿で登場した。
本作は、現在放送中の『宇宙戦隊キュウレンジャー』の劇場版で、キュウレンジャー初の単独映画。巨大彗星兵器「ゲース・スター」の地球衝突が迫る中、全宇宙を牛耳る神の力を手に入れようと企むゲース・インダベーに立ち向かうため、キュウレンジャーたちが奮闘する。
本作について主演の岐洲は「(初の単独映画ということが)とにかくうれしいです。30分間、ずっと大画面でみんなのデッカイ顔が見られます!ぜひ楽しんでください」とPRし、岸も「最初のシーンから、たぶん度胆を抜かれると思います。なるべくまばたきしないで見てほしいです」と期待をあおった。
今回、ゲース・インダベー役として初の悪役に挑戦した田村は「この役のためにずっと金髪にしてたんだなって思いました」と喜びを語るも、「僕はいいヤツなので、すごく悩みました」と、役作りへの苦悩を明かした。しかし、役のヒントは意外にも近くにあったようで、「よくよく考えたら、いつも横に悪だくみしてるやつがいるから、『アイツのことイメージすればいんだ!』と思って(笑)。そっからは楽になりました」と、相方・田村淳について語り、会場は大爆笑。南も「クレジットにスペシャルサンクスって書いたほうがいいかもしれないですね(笑)」と提案していた。
舞台挨拶中盤、話題は「今年の夏にチャレンジしたいこと」に。インドア派だという山崎は「外に出て日の光を浴びたいなと。まあ、日傘は差すんですけど、その状況で歩いて、夏を満喫したいですね」と答え、田村から「満喫してないでしょ!」と鋭いツッコミが。
また、1人だけ羽をまとったゴージャスな浴衣姿の南は「存在感がありすぎる」とほかのキャストからたびたびイジられていたが、「意外としっくりきてるんです」とほこらしげ。「きてるの!?(笑)」とどよめくキャストたちを尻目に南は「(浴衣で)お祭りとか行ってみたいです!」と声を弾ませていた。
この日は、TVシリーズの期間限定エンディング曲でもある「キュータマ音頭」を全員でダンスし、会場は大盛り上がり。柴崎貴行監督はダンスの撮影について「たくさんのエキストラの方が来てくれたので、なるべくみんなの顔が映るように、実は、テレビと映画でちょっとずつ使うところを変えてるんです。合成もやり直してもらったり…」と裏話を明かしたが、これはキャストたちも初耳だったようで「えー!?]と目を丸くしていた。
映画「宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲」は、8月5日(土)公開。「劇場版仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング」も同時上映。