「散歩する侵略者」アナザーストーリーが夏帆&染谷将太&東出昌大で放送

映画
2017年08月14日

134370_01_R 9月9日(土)に公開される映画「散歩する侵略者」。劇作家・前川知大率いる劇団「イキウメ」の人気舞台を、国内外で注目を集める黒沢清監督が映画化。数日間の行方不明の後、夫が“侵略者”に乗っ取られて帰ってくるという大胆なアイデアを基に、誰も見たことがない新たなエンターテインメントが誕生した。

 そんな映画「散歩する侵略者」のアナザーストーリーを、新たな設定、キャストでスピンオフドラマ「予兆 散歩する侵略者」として製作。映画版とは一味違った、新たな侵略サスペンスが生まれる。監督を務めるのは、映画版と同じ黒沢清。映画「散歩する侵略者」は第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、国内外で大きな話題となったことも記憶に新しい。そんな黒沢が、2012年放送の連続ドラマ「W 贖罪」以来5年ぶりにWOWOWドラマを手掛ける。

 また、脚本を黒沢と共に担当するのは、映画「リング」シリーズで世界にJホラーブームを巻き起こした高橋洋。黒沢とタッグを組むのは1998年公開の映画「蛇の道」以来となる。そんな黒沢と高橋の作り出す恐怖と驚がくの世界に、夏帆、染谷将太、東出昌大ら人気・実力を兼ね備えた豪華キャストが集結した。

 現在、ポスタービジュアルと場面写真が解禁されている。ポスタービジュアルはキービジュアルと少し立ち位置が変わるも、同様に抜けるような空をバックに3人が並ぶ姿がさわやかな印象。それに反して、キャッチコピーの“もうすぐ世界が終るとしたらどうする?”という究極の問いに予測できない展開を想起させる、まさにスピンオフ版としての『予兆』にふさわしい仕上がり。さらに“≪概念≫を奪う「侵略者」はほかにもいた”の言葉も映画版とは違ったストーリーを予想させ、期待が高まるビジュアルになっている。また、場面写真ではそれぞれのキャラクターの抱える不安や闇が映し出され、予想もできない結末への『予兆』を感じさせる、サスペンスフルなシーンの数々が公開された。

 ドラマ「予兆 散歩する侵略者」は、9月7日(木)深夜0時よりWOWOWメンバーズオンデマンド先行配信開始、9月18日(月・祝)WOWOWプライムにて放送スタート。

「予兆 散歩する侵略者」
9月7日(木)WOWOWメンバーズオンデマンド先行配信開始
毎週木曜深夜0時~(全5話)

9月18日(月・祝)WOWOプライムにて放送開始
毎週月曜深夜0時~(全5話) 第1話無料放送

<ストーリー>
山際悦子(夏帆)は、同僚の浅川みゆき(岸井ゆきの)から、「家に幽霊がいる」と告白される。みゆきの自宅に行くとそこには実の父親がいるだけだった。みゆきの精神状態を心配した悦子は、夫・辰雄(染谷将太)の勤める病院の心療内科へみゆきを連れて行く。診察の結果、みゆきには「家族」という≪概念≫が欠落していることが分かる。
帰宅した悦子は、辰雄に病院で紹介された新任の外科医・真壁司郎(東出昌大)に違和感を抱いたことを話すが、辰雄からは素っ気ない返事のみ。常に真壁と行動を共にする辰雄が精神的に追い詰められていく様子に、悦子は得体の知れない不安を抱くようになる。ある日、悦子は病院で辰雄と一緒にいた真壁から「地球を侵略しに来た」と告げられる。冗談とも本気ともつかない告白に、悦子は自分の身の周りで次々と起きる異変に、真壁が関与しているのではないかと疑い始める。

<スタッフ>
原作:前川知大
監督:黒沢清
脚本:高橋洋、黒沢清
音楽:林祐介

<キャスト>
夏帆 染谷将太 東出昌大
中村映里子 岸井ゆきの 安井順平 石橋けい 吉岡睦雄 大塚ヒロタ
千葉哲也 諏訪太朗 渡辺真起子 中村まこと/大杉漣

特設サイト:http://www.wowow.co.jp/drama/sanpo/

©2017「散歩する侵略者」スピンオフ プロジェクト パートナーズ

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