木村文乃主演ドラマ「伊藤くん A to E」が、8月24日(木)よりNetflixで配信される。
岡田将生×木村文乃W主演、廣木隆一監督で実写映画化も発表された、柚木麻子初の直木三十五賞候補作の同名恋愛小説が、映画の公開に先駆け連続ドラマ化される。
【A~D】4人の女性たちが語る“伊藤くん”との恋愛相談を描く本作。映画で岡田将生と共にW主演を務める木村文乃が、本作でドラマ単独初主演を果たす。木村は4人の女性による恋愛相談に腹の奥で毒を吐き、自身の再起をかけた新作ドラマのネタにしようとする落ち目の脚本家という“毒女”を演じ、新境地を切り開く。そんな木村演じる主人公・矢崎莉桜を中心に、映画だけでは描ききれない【A~D】の女性たちと“伊藤くん”の切なく痛い恋模様を赤裸々に映し出し、映画と同じストーリー軸をそれぞれの女性目線で描くことで、物語の深い部分をえぐり出していく。
そして、映画&ドラマの【A】【B】【C】【D】の女性として、豪華キャストが出演する。
【A】の「ぞんざいに扱われる女」島原智美を演じるのは、佐々木希。ドラマ「小さな巨人」や映画「東京喰種 トーキョーグール」など話題作への出演で女優としての評価を高めた彼女が、本作では伊藤くんと5年間も一方的に付き合っていると信じ込み、尽くし続けるのに相手にしてもらえない女を体当たりで演じる。
【B】の「自分の殻に閉じこもる女」野瀬修子役には志田未来。映画・ドラマで幅広い役柄を演じ分ける実力派の志田が、伊藤くんにストーカーまがいの好意を持たれることに対処できず、恋も夢も言い訳ばかりで一歩を踏み出せない女を説得力のある演技で表現し、独自の存在感を放つ。
【C】の「愛されたい女」相田聡子を演じるのは、池田エライザ。モデルから演技へと活躍の幅を広げ、女優としてのキャリアを着実に積み上げている池田。愛されたいと願うあまり誰も愛せず、親友が長年片思いしている伊藤くんを寝取ってしまう女役で新たな魅力を開花させる。
【D】の「高学歴の鉄壁女」、相田聡子の親友・神保実希役には夏帆。常にさまざまな役柄に挑戦し、毎回新たな表現を見せ続ける個性派女優の夏帆。本作では、高学歴で恋愛には鉄壁なのに、なぜか伊藤くんを好きになり処女をささげたいと願うも、それを理由にフラれて自暴自棄になる重たすぎる女を演じる。
さらに、彼女たちを取り巻く男性キャストにも豪華俳優が集結。【E】落ち目の脚本家“毒女”矢崎莉桜(木村)のかつてのパートナーで、【A~D】4人の恋愛相談をネタにしたドラマ企画をけしかけるプロデューサー・田村伸也を演じるのは田中圭。また、莉桜の大学の後輩で今や彼女の存在を脅かす売れっ子若手脚本家・クズケンこと久住健太郎は中村倫也が演じる。名実ともに兼ね備えた個性派俳優陣の出演し、物語のカギを握る。
ドラマ版には、莉桜がかつて脚本を手がけた伝説の人気ドラマ「東京ドールハウス」に出演する主演俳優・沖田役として山田裕貴の出演も決定。作品を一層盛り上げる。
また、【A~D】4人の女性たちが語るそれぞれの“伊藤くん像”を、莉桜が妄想する姿として、田中圭(【A】の伊藤)、中村倫也(【B】の伊藤)、山田裕貴(【C】の伊藤)が、自身の本来の役どころとは別に演じ分け、徐々に本物の“伊藤くん”へと迫っていく莉桜の目線を視聴者が追体験できる演出も施される。
“伊藤くん”とは一体何者なのか、こんな男のどこがいいのか―。【恋心、いら立ち、嫉妬、執着、優越感】など、欲望渦巻く女たちの“毒”と共にその答えが明らかになっていく予測不能な震撼恋愛ミステリーが誕生する。
ドラマ「伊藤くん A to E」
8月24日(木)よりNetflixにて配信開始
<あらすじ>
矢崎莉桜(木村文乃)、32歳。職業・脚本家。5年前に担当したドラマ「東京ドールハウス」は大ヒットを記録し、伝説のドラマを書いた脚本家になりつつあったが、以降ヒット作を出せず、過去の栄光に何とかすがってプライドを保っている。
ある日、「東京ドールハウス」をネタに書いたエッセイ本「ヒロインみたいな恋をしよう!」が発売され、トークショーを開催することに。「ほんの少しの知識と勇気があれば、恋はきっとかなうんです」。恋愛について講演する莉桜の話を真剣に聞く女性たち。けれど莉桜の心の声は「私が笑えば無条件にうなずく、つまらない女たち…」と毒舌。
かつて、公私共にパートナーだったドラマプロデューサーの田村伸也(田中圭)が、トークショーに参加した女性たちの恋愛相談企画を勝手に進めていたことも気に入らない。「くだらない」と思いながらもアンケート用紙に目を通す莉桜。すると、4人の女性たちに“ある共通点”があることに気が付く。それは、彼女たちが相談している男の名前がみんな“伊藤”だということ。
莉桜は恋愛相談の当選者として、島原智美(佐々木希)、野瀬修子(志田未来)、相田聡子(池田エライザ)、神保実希(夏帆)に会って話を聞くことにする。彼女たちを振り回す男たちは、みな容姿端麗らしいが、自意識過剰で幼稚で無神経。聞くにつけ首をかしげたくなるほどの“痛男”だ。こんな男のどこがいいのか―?
恋愛相談を利用し、再起をかけた新たなドラマの脚本を書き始める莉桜は、徐々に4人が語る“伊藤”が同一人物ではないかと考え始める。一体“伊藤”は何者なのか?彼の狙いとは?
待ち受ける予測不能な衝撃のラストに、誰もが震撼する。
<スタッフ>
総監督:廣木隆一
監督:毛利安孝、稲葉博文
原作:柚木麻子
脚本:喜安浩平
音楽:遠藤浩二
<キャスト>
木村文乃/佐々木希 志田未来 池田エライザ 夏帆/山田裕貴 中村倫也 田中圭
映画「伊藤くん A to E」
2018年初春 全国ロードショー
<スタッフ>
監督:廣木隆一
原作:柚木麻子
<キャスト>
岡田将生 木村文乃/佐々木希 志田未来 池田エライザ 夏帆/中村倫也 田中圭
公式サイト:http://www.ito-kun.jp/
©「伊藤くん A to E」製作委員会