映画『あしたは最高のはじまり』のスペシャルトーク付試写会が都内で行われ、哀川翔、福地桃子の“仲良し親子”が登壇した。
親子では初となる映画イベントに、おそろいの赤いスカーフを身につけ登壇した哀川と福地。哀川は「別に普通ですよ。親子で登壇するけどプライベートをさらけ出すということではなくて、今日はきっちりトークしてもらわないとね」と娘の福地へアドバイス。一方、福地は「今日は親子の物語をPRするということで、朝ごはんは親子丼を食べてきました!」と意気込んだ。
本作について哀川は「人生は一度きりだし、一生懸命生きていくということが大切なんだな、とあらためて感じさせてくれる映画でした」とコメント。福地は「幸せってなんだろう?と考えさせられる映画でした。普通の親子関係ではない主人公の2人の周りには愛があふれていて、見ている間ずっと笑顔になってしまうような、すごくすてきな映画でした」と感想を語った。
また、福地しか知らない哀川の秘密を聞かれると、福地は「父は植物に優しいんです。家の植物の水やりは父が担当していて、最近は四つ葉のクローバーを育てているんですよ!」と父の秘密を明かした。それに対して哀川は「誕生日に“幸せの四つ葉の種”をもらったから、鉢に植えて育てていたんだけど、出てきたら全部三つ葉だった!かわいがっていたから、結構ショック…」と語り、会場の笑いを誘った。
そんな哀川に日ごろの感謝の印として、福地からサプライズで四つ葉のクローバー柄のネクタイが贈られると、「いいね、これ!俺そこまで四つ葉のクローバー好きってわけじゃないんだけど、いいね!」と笑顔を見せた。
最後に映画の魅力について哀川は「自分も2回見ましたが、それくらい深い思いを残してくれる作品だと思います。人生どこからでもやり直せるんだと、共感できるすてきな作品です」と。福地は「日々を過ごす中で忘れかけていた大事なことに気づくきっかけをくれる映画だと思います。私自身この映画からたくさんのことを教わりました。見終わった後には、大切な方にこの映画を勧めてください」とメッセージを送った。
映画『あしたは最高のはじまり』
9月9日(土)より角川シネマ有楽町ほか全国公開
監督:ユーゴ・ジェラン
出演:オマール・シー、クレマンス・ポエジー、アントワーヌ・ベルトラン、グロリア・コルストン
配給:KADOKAWA
<ストーリー>
南仏コートダジュールで、毎日がバカンスのような気楽な暮らしを送るサミュエル(オマール・シー)。ところが、かつて関係を持ったクリスティン(クレマンス・ポエジー)が突然現れ、生後数か月のグロリアを「あなたの娘よ」と預けていく。慌てたサミュエルはクリスティンを追ってロンドン行きの飛行機に乗るが、心に傷を負った彼女は消えてしまう。呆然とするサミュエルを救ったのは、彼にひと目惚れしたゲイのベルニー(アントワーヌ・ベルトラン)だった。それから8 年、すっかり“普通じゃない”家族になった3 人。そんな時、サミュエルがグロリア(グロリア・コルストン)に“世界をまたにかける敏腕エージェント”だから会えないと説明していた母親クリスティンから突然、連絡が入る――。
公式サイト:http://ashita-saikou.jp