1998年にスタートした草彅剛とユースケ・サンタマリアの『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系 毎週(金)深0・50)が10月27日(金)に放送900回を迎える。
記念すべき#900は、“ザ・ギリギリマスター 芸能界寸止め王決定戦”を放送。草彅剛、ユースケ・サンタマリア、陣内智則、足立梨花がバブルサッカーの球体などを使って限界寸止めバトルを繰り広げる。
<放送900回記念!草彅剛&ユースケ・サンタマリアSP対談>
◆まずは放送900回を迎えた感想をお願いします。
草彅:まさかこんなに長く続くとはね。もうとっくに終わったと思ってる人もいるかもしれないけど、実はまだ続いているという…。
ユースケ:途中、時間帯も変わったしね。
草彅:これを機に、ちゃんと続いてるということを、みんなに知らせたいですね! ゆる~く続けてこられた番組だから、「900回だ、ヤッター!」ではなく、温かく見守ってくれてありがとうという気持ちです。
ユースケ:気づけば20年目に突入で、奇跡がずっと起きてるようなものだもの。
◆これまでの放送で得た物といえばなんでしょう。
ユースケ:剛は番組の企画で車の免許をとったからね。ギター企画も剛はドはまりして。今やギターで作曲までするんだから。
草彅:そうだね。この20年でいろんな自分を育ててくれた気がする。
ユースケ:俺は取得したものはないけど、いつの間にかこの番組がセラピーみたいになってる。なんの準備もなく現場にきて、気心知れたスタッフや剛とバカなことして笑えることが癒やし。
◆去年、草彅さんが入れ込んだイカ部の企画がファイナルを迎えましたが、今後やってみたい企画はありますか。
ユースケ:イカ部に思い入れあったの?
草彅:終わったときは家で泣きましたよ。なんでユースケさんの企画(アイドルダンス部)は続くのに、俺のは終わるんだってね。ユースケさんが裏で手を回して終わらせてるんじゃない? 船はイヤ、遠くに行きたくないって言ってるし…。
ユースケ:でも、だからって、やめようとは言ってないよ(笑)。
草彅:僕はこれからも普段は行けないようなところでロケしたいな。
ユースケ:僕はスタジオがいいね(笑)。
◆長きに渡る共演でお互いに似てきたところ、影響された部分はありますか。
ユースケ:影響はされまくってますよ。剛は俺と違って1つのことにのめりこむからすごいなーって。でも、そんな剛を見て刺激は受けても、俺がそれをやるというのはない。趣味が同じ2人なんて、たぶんうまくいかないと思うよ。夫婦もそんなところあるかもしれないけど、お互いに違うところがあるから、ずっと2人でやってこられたりするんだよ。
草彅:そうなんだ~(笑)。
ユースケ:片方が何かに行き詰まったときに、違う考えを持つ片方が別の定義をしてくれたほうがいいのよ。
草彅:なるほど。
ユースケ:それでも最近は、お互いの存在をより近くに感じたりもしますね。時間にゆとりが出てきたからかな。やっと食事でも行ってみるかって話をして。
草彅:ユースケさんは距離感を気遣ってくれるから、僕も無理に誘わなきゃと思わずにいられた。だからこそ、今ここにきて自然な流れで食事に行く流れになったんだと思う。これからも自然な関係で、気負いなくやっていきましょう!
●photo/為広麻里 text/CHEESE