歌舞伎俳優・中村隼人が女性のメイクに初挑戦「緊張する~」

エンタメ総合
2017年11月09日

ロッテ「キシリトールガム」×中村隼人メイクアップイベント ロッテ「キシリトールガム」×中村隼人メイクアップイベントが、“いい歯の日”11月8日に都内で行われた。

 ロッテ「キシリトールガム」発売20周年プロジェクト「COME ON!ENERGY!-噛もう!未来に向かって!-」で、さまざまなジャンルから選定されたプロジェクトリーダーの1人である歌舞伎俳優の中村隼人。それぞれが新たなチャレンジに挑戦するこのプロジェクトの一環として、今回、中村はメイクアップアーティストに挑戦した。

 羽織袴姿で登場した中村は、MCに「お似合いですね」と声をかけられると、「本業ですから(笑)」と話し、集まった報道陣を笑わせた。

 普段、自身で歌舞伎のメイクをしている中村だが、「女性にメイクをするのは初めてですし、誰かにメイクをすることもほとんどないのでちょっと大丈夫かなって(笑)。そういう意味でも“挑戦”だと思います」と。

 また「歌舞伎俳優の誰を見ても女性のメイクをした人はいないと思うので、僕が初めてになるので、大きく言うと“歌舞伎界の挑戦”みたいな感じです。それに恥じないように繊細にやっていきたいと思います」と意気込みを語った。

 中村がメイクを施すのは3人の女性モデル。1人目のモデルには、リップのメイクを。「緊張する~」と話しつつも、自身の言葉どおり繊細な筆さばきを披露。その後、2人目にはチーク、3人目には口角を引き上げるメイクを施した。

 メイクの合間には、普段の歌舞伎のメイクでは筆ではなく指を使うこと、顔の凹凸を減らすために骨が出ているところにチークを入れることなど、歌舞伎界のメイク法についても紹介した。

 挑戦を終えた中村は「当たり前ですがプライベートではああいう化粧はしないので(笑)、あらためて女性の大変さを感じました。初めて女性の顔にさわってメイクをさせていただいて、自分ですとちょっとはみ出たら修正すればいいしというところでも、他の人にやるときはそういうわけにはいかないので、手が触れないようにパフを使ったりだとか、気遣いの部分でもすごく洗練されている技術なんだなと感じました」と感想を語った。

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