鳴り止まない拍手!山田涼介主演『鋼の錬金術師』USプレミア開催

映画
2017年11月21日

映画『鋼の錬金術師』 映画『鋼の錬金術師』のUSプレミアが「Anime NYC」メインステージで開催され、1500人超満員の会場から歓声と拍手が贈られた。

「Anime NYC powered by Crunchyroll」は、米ニューヨークのジャヴィッツ・コンベンション・センターで開催されるポップカルチャーのコンベンション。会場には多くの日本アニメファンが訪れ、朝から大盛り上がり。この日のチケットは即完売となり、アメリカでのハガレン人気を裏付ける結果となった。

 上映前に行われた舞台あいさつでは、曽利文彦監督が登壇。曽利監督は「7回目のニューヨーク。日本以外で観客の皆さんに映画を見てもらえる機会です。大好きなニューヨークであることをとてもうれしく感じています。もともと原作のファンでしたので、この原作の中の核にある兄弟愛や友情、大切な仲間との絆などを表現したいと思いました。原作は西洋が舞台ですが、作品に込められたメッセージはとても日本的ですので、荒川先生が伝えたかったメッセージが必ず詰まっていると思います。たくさんの方に集まって頂き本当にありがとうございます。ぜひ楽しんでください」と語った。

 会場では、主演の山田涼介。原作の荒川弘のコメントも上映。山田は「何と言っても兄弟愛が見どころ。どんな事があっても弟のアルの身体を取り戻すのは自分しかいないと強く思う、ぶれないエドのカッコ良さを見てほしい」とアピール。荒川は、ファンにはおなじみの牛のイラストで出演し「兄弟愛の部分と錬金術師の葛藤は原作にくらべて膨らまして描かれています。私は映画を見てそこにぐっときましたのでぜひ注目して見ていただきたいです」とコメントを寄せた。

 上映が始まると、壮大なオープニングに観客からは拍手喝采。原作のイメージそのままの“錬金術アクション”や、主人公エド、弟のアル、そしてウィンリィ、マスタング、ヒューズ、ラストなどキャラクターが登場するたびに歓声と拍手が起こった。

 上映が終了すると、満員の観客から拍手と大歓声が鳴りやまず、惜しみない称賛が贈られた。上映終了後には、曽利監督に直接感想を述べる機会が設けられ、現地のハガレンファンたちは「今まで見た実写映画の中で一番良かった!この映画が日本で作られて本当に良かった!」「涙が出る場面が多くとても感動した。映画を見た後には、ハガレンのアニメを見た時と同じような気持ちになって本当にうれしかった!」と絶賛した。

 イベントを終えた曽利監督は「西洋人の設定を日本人で演じているので、アメリカの人にどう受け取られるのか正直とてもプレッシャーだったんですが、皆さんがこの映画を心から楽しんでくれて本当にほっとしました。表層ではなく、ハガレンのストーリーのコアな部分を深く理解してくれているファンが多く、とても感動しました。荒川先生が書かれたストーリーが日本だけでなく世界中で共感を呼んでいることをあらためて実感しました。映画が終わった後の鳴り止まない拍手を生涯忘れることはないです」と語った。

映画『鋼の錬金術師』
12月1日(金)公開

<出演>
山田涼介 本田翼 ディーン・フジオカ
蓮佛美沙子 本郷奏多/國村隼
石丸謙二郎 原田夏希 内山信二 夏菜
大泉洋(特別出演) 佐藤隆太/小日向文世/松雪泰子

原作:「鋼の錬金術師」荒川 弘(「ガンガンコミックス」スクウェア・エニックス刊)
監督:曽利文彦
脚本:曽利文彦 宮本武史
音楽:北里玲二
主題歌:MISIA「君のそばにいるよ」(アリオラジャパン)
製作:映画「鋼の錬金術師」製作委員会
制作プロダクション:OXYBOT
配給:ワーナー・ブラザース映画

公式サイト:http://hagarenmovie.jp

©2017 荒川弘/SQUARE ENIX©2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会

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