Rock Musical「5DAYS 辺境のロミオとジュリエット」が、2018年4月3日(火)~23日(月)にKAAT 神奈川芸術劇場で上演されることが決定した。
この公演は、日本の演劇、ミュージカル文化を未来につなぐため、若者の心に響く、ひいては海外での上演を目指した作品づくりを志したオリジナルミュージカル。「ロミオとジュリエット」を下敷きに、現代の若者に置き換えて描く5日間の物語となる。
脚本・作詞・演出を手掛けるのは石丸さち子。作・演出・プロデュースを手掛けた「Color of Life」が、NY Midtown International Theatre Festival AWARDSで最優秀ミュージカル作品賞、最優秀作詞/作曲賞、最優秀演出賞を受賞。最近では「スカーレット・ピンパーネル」「マタ・ハリ」など大作の演出も相次ぐ、今最も注目されている演出家の一人だ。
また音楽は、ジャンルや国籍の枠を越えた幅広い世界観と柔軟な作品性で知られ、「黒執事」「ハイキュー!!」「NARUTO-ナルト-」など2.5次元舞台の音楽も手掛けている和田俊輔が担当する。
キャストは、東啓介、豊原江理佳、柳下大、中山義紘、大山真志に加え、マルシアが出演する。
Rock Musical『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』
2018年4月3日(火)~4月23日(月)
KAAT 神奈川芸術劇場 中スタジオ
脚本・作詞・演出:石丸さち子
音楽:和田俊輔
出演:東啓介 豊原江理佳 柳下大 中山義紘・大山真志・マルシア
<ストーリー>
2018年、辺境のための経済復興特別区【グラント】に“ライン”が引かれた。
【デルヒ】と【ゼムリャ】に分かれた二つの街の対立は、驚くべき速さで激化していく。
【デルヒ】のハワル(東啓介)はある日、友人のポドフ(柳下大)、ナウチ(中山義紘)らと、ゼムリャの祭りにもぐり込めることになった。“ライン”上に暮らす女・ドゥーシャ(マルシア)の導きで。
そこで、リェータ(豊原江理佳)とハワルは瞬く間に恋に落ちる。しかし、リェータの兄シーラ(大山真志)は、ゼムリャの血と種を守る民族運動の若きリーダーだった。
転がるように恋しあうハワルとリェータであったが、血気にはやるシーラとポドフが衝突し、二人は引き裂かれていく。街の争い、人々の争いの中、愛を知った二つの命が選ぶ道は……。
公式HP:http://5days.westage.jp