新日家ウィル・スミス、最新作『ブライト』Jプレミアでノリノリ

映画
2017年12月20日

Netflixオリジナル映画『ブライト』 Netflixオリジナル映画『ブライト』が12月22日(金)より全世界同時オンラインストリーミング開始。これに先立ち、ウィル・スミス、ジョエル・エドガートン、ノオミ・ラパス、デヴィッド・エアー監督、プロデューサーを務めたエリック・ニューマンとブライアン・アンケレスの6名が来日し、ジャパンプレミアが開催された。

 本作は、人間とさまざまな種族が共存している“もう一つの世界”のロサンゼルスが舞台。異なる種族の警察官、人間のウォード(ウィル・スミス)と怪物オークのジャコビー(ジョエル・エドガートン)が、巡回中の夜に起きた事件で、謎の少女と≪魔法の杖(マジック・ワンド)≫に出会ったことで、地球の運命をも左右する大きな事件に巻き込まれていく。

 最初にレッドカーペットに現れたのは、エリック・ニューマンとブライアン・アンケレスのプロデューサー陣、続いて主人公ウォードの妻を演じたドーン・オリビエリ、デヴィッド・エアー監督。さらに敵役のエルフを演じたノオミ・ラパスがシルバー×黒のオープンショルダーのワンピースで登場した。

 ノオミの後には、ジョエル・エドガートンがネイビー色のチェックのスーツ姿で現れ、集まったファンへにこやかに手を振った。そんな中、濃いブルーのスーツをクールに着こなしたウィル・スミスが登場すると、会場は大興奮。12月の厳しい寒さにもかかわらず、キャストらは集まった報道陣からのインタビューやファンサービスに笑顔で応じた。

 ジャパンプレミアが始まり、ステージ上にウィル・スミスらがノリノリで登場すると、再び観客からは大きな歓声が送られた。

 謎めいたエルフを演じ、アクションシーンも多くこなしたノオミは「武術が大好きで 10代から続けていて、スタントアクションを自分のゴールとして目指しているんですが、本作では華やかで完璧なエルフの役をとても楽しく演じる事ができました」と。撮影中にけがなどしなかったのかを聞かれると、「今回の撮影ではそれほどけがをしませんでした。なぜなら、ウィルは格闘シーンで、私と戦いながらも私がけがをしないように守ってくれたんです」と撮影秘話を明かした。

 異種族オークの相棒ジャコビーを演じたジョエルが「メイクも毎回3時間かかったので、もちろん大変だったんですが、ウィル・スミスを相手にするのがもっと大変でした(笑)。監督がつくりあげた素晴らしいキャラクターを演じる事ができてとても光栄でした」と語り、会場の笑いを誘った。

 終始ご機嫌のウィルは、これまでさまざまなバディムービーに出演している中、独特な世界観の本作への出演について聞かれ、「主人公の2人はとても変わったキャラクターなんです。ノオミが演じたエルフは社会的地位が一番上で、ジョエルが演じたオークは一番下の階級、僕が演じた人間は中間層。どの種族も相手に対して偏見を持っている。そんな中で、どうやって友情が芽生えていくかという話なんです」と見どころを熱く語った。

 プレミアにはアジアからも多くのメディアが駆け付け、世界中から注目されていることについて、デヴィッド監督は「今回、Netflixでアジアに来ることができて本当にうれしく思います。実は、軍人の頃、日本に暮らしていたことがあるんです。日本は大好きな国ですし、世界中が本作に注目してくれていてとってもうれしく思います」と感謝した。

 ワールドツアーの最後の地である日本に来た感想を聞かれたノオミは「今回、日本に来るのは初めてで、このメンバーと初来日できてとてもうれしいです。本当に素晴らしい作品なので、ぜひ皆さんに 楽しんでいただきたいと思っています」と笑顔で答えた。

 ジョエルは来日の感想を聞かれると「僕もずっと日本に来たくて、今回が初来日になります。日本に住んでいたり、日本人の血が流れている身内もいるので、やっと来れたことにとても興奮しています」と初来日の喜びを語った。

 親日家として知られるウィルは「最高の地である日本に来るのを最後に残していたんです。とても興奮しています!早くこの寒さから皆さんを解放させてあげたい(笑)」と集まったファンを気遣った。

 最後にウィルがファンに向けて「本当にありがとうございました。この寒さの中、たくさんの方に来ていただけて本当にうれしく思います。Netflixにて12月22日より配信になる『ブライト』をよろしくお願いします!ドウモアリガトウ!」と満面の笑みでメッセージを送った。

Netflixオリジナル映画『ブライト』
12月22日(金)全世界同時オンラインストリーミング

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