坂上忍が高樹沙耶、清水アキラ、稲田朋美らに直撃取材!『バイキング・ザ・ゴールデン』12・29放送

バラエティ
2017年12月28日

『バイキング・ザ・ゴールデン』『バイキング・ザ・ゴールデン』(フジテレビ系)が、12月29日(金)午後6時から約5時間にわたって放送される。

 この番組では、『バイキング』MCの坂上忍が、今年世間を騒がせた「ニュースの主役」たちに直撃取材を敢行。スタジオには先の衆議院総選挙で落選してしまった議員たちが集結、今だから話せる政界や選挙の舞台裏、さらには議員の不倫事情まで赤裸々に暴露する。

 坂上が記者として直撃取材を敢行するのは、高樹沙耶、清水アキラ、稲田朋美の3人。今年4月「大麻取締法違反(所持)」で懲役1年、執行猶予3年の判決を受けた高樹沙耶・元被告。坂上は、インタビューのために、彼女が石垣島で営む宿「虹の豆」に向かう。

 坂上は彼女の普段の生活ぶりなどを聞きながら、大麻事件の真相に切り込んでいく。高樹は、逮捕時の状況や、3か月にわたる拘置所での暮らしぶり、そして高樹と共に逮捕された大麻推進グループの代表を務めていた男性について、包み隠さず語る。

 また、仮釈放後に適応障害になり、精神科に通ったという新事実が語られる。事件後に母親に会いに行ったエピソードを語った際に、高樹は高ぶる感情を抑えきれず思わず涙。さらに、高樹が石垣島で送っている驚きのスピリチュアル生活にもテレビ初密着する。

 今年10月、三男・良太郎が「覚せい剤取締法違反」で逮捕され、涙ながらの会見で世間の注目を集めた清水アキラ。清水へのインタビューは、長野県・湯田中にある彼の実家で行われた。

 インタビューの冒頭、清水は坂上に対して「忍くんね、聞くのは構わない。ただ、いつもやっている『バイキング』の生放送みたいに聞いてほしい。後で、カットするんじゃなく」と依頼。坂上の質問に対して終始、真摯に答え、当時や現在の心境、号泣会見の裏側、そして前代未聞の保釈見送りという決断に至った過程などを語る。

 インタビューには、良太郎の所属事務所社長であった清水の次男・友人氏も参加。彼が実際に目撃した良太郎の逮捕の瞬間も生々しく語られる。さらに、保釈が許されないと知った直後の良太郎が拘置所から家族へ宛てて、自身の思いをつづった手紙が独占初公開される。

 陸上自衛隊の日報問題をめぐる混乱などの責任をとる形で辞任をした稲田朋美・元防衛相へのインタビューは、彼女の行きつけの東京の料理店で行われた。なぜ彼女がインタビューに応じたのか、疑問に感じていた坂上が、冒頭でそのことについて聞くと、稲田は『バイキング』での坂上の切れ味鋭いコメントに好感を持ったと答える。

 インタビューは、稲田が勝利した先の衆議院総選挙の話から、本人も青天の霹靂だったと語った防衛大臣任命、そして非難の的となった森友学園に関する答弁の裏側へと展開。マスコミにはほとんど出ない稲田が、坂上が相手だからこそ語った、バッシングを受けた際の無念の思いや、今後の政治活動の青写真などを紹介する。

 スタジオには、先の衆議院総選挙で落選した議員たちが集結し、裏金問題、議員の不倫事情、公費の不正使用問題などについて語る。

 さらに、スタジオVTR企画として、オウム真理教・麻原彰晃逮捕の現場に居あわせた2人の警察官が、事件から22年にして初めて当時の様子を告白。彼らの告白をもとに緻密に作り上げた再現VTRで、今まで解き明かされなかった「オウム真理教・麻原彰晃逮捕時」の謎が解明される。

 さらに、放送当日は生放送のスタジオに朝青龍が緊急生出演。「混迷の相撲界」をテーマに、貴乃花親方、白鵬、相撲協会に対して、朝青龍が今言いたいことをすべて話す。そして、藤田紀子も生出演する。

<坂上忍 コメント>
◆収録を終えて
「疲れましたね(笑)。でも、手前味噌に聞こえてしまうかもしれませんが、本当にスタッフさんが頑張って下さって、いろいろな記者会見のコーナーや、オウム真理教のコーナーのVTRを見て、正直しびれました。後は、何より、落選されてしまった方々を迎えてのスタジオ部分は、久しぶりに燃えましたね(笑)。面白かったです(笑)。討論になった際に、僕とゲストの方々とのやりとりはできるんですけど、ゲストの方同士のやりとりは仕向けようと思っても、なかなかできるものじゃないんです。でも今回は、(鈴木)宗男さんと若狭さん、そして宮崎さんのやりとりがすごかったですね(笑)」

◆いつもは生放送で、今回は収録でしたが?
「生放送ですと、やっぱり生放送のラインというものがあって、たまに飛び越えちゃう方なんですけど(笑)、収録はそのラインよりもう少し先まで行けるという感覚でした。収録でも、僕が先の方に飛び越えると、それに付いてきて下さる方がいらっしゃるのが好きなんですよね。だから、宗男さんもちょっとずつエンジンがかかってきて、最後の方は止まらなくなっていましたけど(笑)、僕にとってはすごくありがたいことなんです。それでこそ、本音が聞き出せると思うので。本音を聞き出すためには、あえて僕の方から、放送では使えないようなことを言うようにしているんです。使えないけれども、僕がそういう言葉を口にすることで、言葉への怖さがなくなれば、本音でお話をして下さるのかなと思っています」

◆レギュラーの『バイキング』は今年1年、躍進の年でしたが、振り返ってみていかがですか?
「時間をかけて、フジテレビさんにも我慢をしていただいて、やっと今年、ちょっとずつ裏番組さんとも肩を並べられる時があるくらいにはこられたので、その年に、今回のような大型特番を作っていただいたので、スタッフさんもそうだと思いますけど、僕らも本当にうれしいですし、ありがたいです。今回の特番は5時間ですから、“どうなるんだろう?”と思ったんですけど、面白くなる手応えは感じています。一人でも多くの方々に見ていただいて、来年も再来年も続けていかなくてはならない番組だと思っていますので、もうちょっと頑張りたいですね」

◆今回、坂上さんが記者として、石垣島の高樹沙耶さん、長野の清水アキラさん、東京の稲田朋美さんにインタビューを敢行されましたが?
「お三方とそれぞれ、ガチトークをしてきました。ちょっと、この番組は狂っていると思います(笑)。高樹さんはご自身が、アキラさんは息子さんが逮捕されていて、稲田さんは防衛大臣の任期中にいろいろあった方です。そういった事情は、皆さんに全部聞いて、ちょっと口論にもなりましたし、泣かれる方もいらっしゃいましたし、是非見ていただきたいですね。スタッフさんともお話をして、テレビだからといって、うまく編集しなくてもいいんじゃないかと感じています。僕は芝居で育ってきたので、普通だったら編集でカットしてしまうような“間”も、そのまま残した方がいいと思っていて。やっぱり意味合いが変わってくるんですよね。お三方それぞれの“間”があって、面白かったと言うと語弊がありますけど、僕は今までにない言葉の感じ方ができたので、だいぶしびれると思います」

◆“記者・坂上”として実際に、皆さんと直接、言葉を交わしてみて感じたことは?
「僕の方が、“何で、(彼らはインタビューを)引き受けてくれたんだろう?”と思って行くわけじゃないですか。行ったはいいけど、殴られる可能性もあるわけで(笑)。皆さん、どんな気持ちでいらっしゃるんだろうと思っていましたけど、やっぱりそこにはそれぞれ理由があって、共通しているのは“しゃべりたい”という思いでしたね。非常に疲れましたけど、濃厚な時間を過ごさせていただきました」

◆今年はさまざまなニュースが飛び交いましたが、今、話してみたい方は?
「やっぱり、貴乃花親方じゃないですか。速攻で、お話を聞きたいですよね(笑)。この番組で、お三方へインタビューさせていただきましたけど、話してみないと分からない部分がありますね。だからといって、その方々がやってしまったことがチャラになるわけじゃないですけど、直接お話をしてみて、その方の“たたずみ方”を含めて言葉を聞くと、その方の弱さや、その逆の強さを感じられるので」

◆番組を楽しみにされている方々へのメッセージ
「ラインナップを見ただけで、“この番組、本当に大丈夫か?”と思ってしまいますよね(笑)。高樹さん、アキラさん、稲田さんへのインタビューは、単に会いに行っているわけではなく、僕も生放送以上のぶつかり方で、お話させていただいているので、是非ご覧いただきたいです。スタジオ部分を含め、いろいろな方々と“ぶつかり稽古”をしている中での、皆さんの本音の言葉を楽しんでいただけたらと思います」

『バイキング・ザ・ゴールデン』
フジテレビ系
12月29日(金)午後6時~10時52分

MC:坂上 忍

曜日MC:
ブラックマヨネーズ(小杉竜一、吉田 敬) <月曜日>
高橋真麻 <火曜日>
小木博明(おぎやはぎ) <水曜日>

曜日レギュラー:
サンドウィッチマン(伊達みきお、富澤たけし) <火曜日>
東国原英夫、橋本マナミ <金曜日>

進行:榎並大二郎(フジテレビアナウンサー)

「落選議員」コーナーゲスト:
井桁 亮、塩村あやか、鈴木宗男、田中美絵子、宮崎岳志、若狭 勝
有馬晴海(政治評論家)、音喜多 駿(東京都議会議員)、中村竜太郎(元週刊文春記者)
VTRゲスト:
高樹沙耶、清水アキラ、稲田朋美

生放送パート:
朝青龍、藤田紀子

≪スタッフ≫
チーフプロデューサー:小仲正重
総合演出:島本 亮
制作:フジテレビ 第二制作室

公式HP:http://www.fujitv.co.jp/viking/

©フジテレビ

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