NGT48が、1月10日(水)に劇場オープン2周年を迎えることを記念した特別企画として、2つのギネス世界記録™に挑戦。その第2弾として「100個のおにぎりを作る最速時間(Fastest time to make 100 rice balls (team))」に挑戦し、4分39秒62のギネス世界記録を達成した。
前日、「1時間で押された最多手形ペイント(Most contributions to a handprint painting in one hour)」に挑戦し、1,231名のギネス世界新記録を達成したNGT48。勢いそのままに、第2弾として「100個のおにぎりを作る最速時間」に挑戦。メンバー22名と今村支配人・スタッフの計25名が、米どころ新潟らしい挑戦で、2つ目のギネス世界記録達成を目指した。
“おにぎりを作る”といっても、1つ100グラム以上でにぎる、形を統一させる(今回は丸形)、外から具材が見えないようにする(今回は梅干し)などの厳しい審査基準があり、さらに標準記録5分以内に作り上げなければならないという制限も。
準備も整い、メンバーも気合十分で挑戦スタート。昨年末から何度か練習を積んできたが、本番では勝手が違ったのか、お米をおひつから取り出す際メンバー同士がぶつかったり、おにぎりの大きさがバラバラだったりと、終始ドタバタ。悪戦苦闘の末、何とか100個のおにぎりが出来上がったものの、崩れないように握り直すなど、標準時間の5分いっぱいまで使い切った。
おにぎり1つひとつの形や重さが厳しくチェックされ、いよいよ審査結果発表。喜ぶ準備をしていたメンバーだったが、ギネス世界記録の公式認定員・マクミラン舞さんから「5分3秒」で時間オーバーという、まさかの審査結果が発表される。さらに、梅干しが見えてしまっているおにぎりが1つ見つかり、いずれにしても、ギネス世界記録達成ならずという結果に。
これにはメンバーも「えー!」と驚き、落胆。キャプテンの北原里英は、時間計測を担当していた今村支配人に「しっかりしてくださいよ!」と厳しい言葉を浴びせた。記録達成ならずでは2周年を迎えられないと、メンバーは「もう1回挑戦させてください」と懇願。まさかの事態に備えてお米を多めに用意していたことも幸いし、再挑戦が認められた。
メンバーは楽屋に戻って作戦会議を開催。担当や流れを細かく確認したり、30秒ごとに時間経過を報告するなどの作戦が決められた。そして、後がない再挑戦。1回目に比べ、メンバーが各自の役割を全うし、スムーズにおにぎりが作られていく。また、タイムオーバーした1回目の反省を生かし、早めに切り上げる戦略をとって、ギリギリまで粘らず時間を大幅に残しチャレンジを終えた。
そして、2度目の審査発表。今度は、4分39秒62と標準タイムの5分をクリアし、100個全てがきちんとおにぎりとして認められ、見事ギネス世界記録達成となった。
この結果に、メンバーは大歓喜。観客からは祝福の声と拍手が送られた。作られたおにぎりは、メンバーだけでなく希望する観客に海苔を巻いて振る舞われ、2日連続のギネス世界記録達成の喜びを分かち合った。
北原は「おにぎりをにぎるという新潟らしい挑戦で2つ目のギネス記録達成ができてうれしいです。気持ちよく胸を張って、明日の劇場オープン2周年を迎えられます」と、認定書を抱えながら充実と喜びの笑顔を見せた。
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