石原さとみが“逃げ恥”野木亜紀子の脚本を絶賛!「本当にせりふが面白い」

エンタメ総合
2018年01月11日

アンナチュラル

 石原さとみがTBSの連続ドラマで初主演を務める『アンナチュラル』(TBS系 毎週金曜 後10・00)が1月12日よりスタート。

 日本に新設された死因究明専門のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」を舞台に、「死」の裏側にある謎や事件を明るくスリリングに解明していく、一話完結の法医学ミステリー。放送に先駆けて行われた制作発表には、主人公・三澄ミコトを演じる石原をはじめ、井浦新、窪田正孝、市川実日子、松重豊、脚本の野木亜紀子(『逃げるは恥だが役に立つ』『重版出来!』ほか)らが出席した。

「やっと1話をお届けできるということで、早く感想が聞きたいです!」と笑顔を見せた石原は、「連ドラの1話はよく初々しさがあったりするのですが、このドラマは台本がどんどん上がってきたので、キャラクターが定まった状態で1話が完成できたと思います。なので、自分の中でも恥ずかしくない1話ができている感じがしました」と手応えを。さらに「野木さんが書かれたせりふがとても面白くて、普通のフランクな会話がのちのち最終回までつながるんじゃないかと思うくらい、1つひとつのせりふが重要なので、ぜひそこにも注目して楽しんでいただけたら」とPRした。

 いっぽう、態度も口も悪い法医解剖医・中堂系役を演じる井浦は「僕も初々しくやりたかったんですけど、何せ態度が悪い役なので、全くそんな雰囲気がない中で演じました」と苦笑い。アルバイトの記録員・久部六郎役の窪田は「解剖シーンは暑い中マスクや手袋をして、こんなに大変なんだなってすごく実感しました。監督が1カット1カットに力を入れて演出されていますし、みんなが同じ方向を向いて自分の任務を全うしている作品だと思います」と力を込めた。

「始まる前に言っちゃいけないことを山ほど聞かされまして、多くをお伝えすることができません。申し訳ありません(笑)」と前置きをした松重は「ほんとにこれだけのチームワークというものはなかなかできるものではなくて、そこが見応えある作品につながっていると自負しています。後は見てのお楽しみです」と。第2話の完成版まで見たという市川も「自分が出演していないシーンを見ながら、とても心が動いて、私自身、自分が生きているということを感じて胸が熱くなりました」と感想を語った。

 また、作品にちなんで“生きていると実感する時”を問われたキャスト陣。石原は「おいしいご飯を食べた時もですけど、痛みを感じた時とかですかね。けがをした時に“痛っ!”ってなると、生きてるなぁ~と(笑)」と。「仕事をして、家に帰ってからシャワーを浴びてる時が一番生きてる感じがします。“今日は頑張ったな、よく寝られるぞ”ってシャワーを浴びながら思えると」と話す窪田に「僕も結構近いですね」と井浦も同調。「仕事でも趣味でも夢中になっている時は生きてる実感まで感じる余裕はないですけど、やり終えて落ち着いた時に、ふと生きてるなって。『アンナチュラル』の現場でもいっぱい感じています」と語った。

 法医解剖医らがさまざまな死因を究明し未来の誰かを救命する物語『アンナチュラル』は、TBS系列にて1月12日(金)よりスタート。

■公式サイト http://www.tbs.co.jp/unnatural2018/