妻夫木聡、柳葉敏郎が出演する「ロト7」CMシリーズの最終回となる「話は変わる篇最終話」が、1月18日(木)から全国で放送される。
妻夫木と柳葉が、会社の部下と上司に扮したこのCMシリーズは、2013年4月の「話は変わる篇第1話」以来、好評を博してきた。最終回となる新CMの舞台は、薄暗い空間にある大きく高い石階段。企業の昇進をイメージした薄暗い石階段をはい登る妻夫木。そんな妻夫木を見て、階段の上から「上がって来い!妻夫木!あと一息で社長だぞ!」と応援する新井浩文。それにつられるかのように「これは企業における昇進という名の階段だ!」と叫ぶ小泉孝太郎。
そんな声援を聞くも「社長…でも、もう無理だ…」と半ば諦めムードの妻夫木に対して、小泉が「私を超えていけ!」と鼓舞。さらに「テッペン取れよ!」と新井も語気を強める。そこに父である石橋凌も登場し「諦めるんじゃない!」と一喝する。
それを受け、最後の力を振り絞って立ち上がろうとする妻夫木。「みんな…」と意識がもうろうとしながらも一歩ずつ階段を登り始めたその時、足元の石段が崩れ、妻夫木が階段を転がり落ちていく。小泉と新井が「妻夫木!!」と叫んだ瞬間、1つの人影が倒れ込んだ妻夫木に向かってくる。
それに気づいた3人が「あっ」と声を上げる、その正体が明らかに。その人影はなんと因縁の関係だった柳葉だった。妻夫木に手を差し伸べる柳葉。そして、その手を強く握る妻夫木。「あと少しだ妻夫木…」と柳葉が肩を貸し、二人はゆっくりと階段を登り始める。「これは…夢だ…」とつぶやく妻夫木と共に「夢は続く。どこまでも」という最後のメッセージがフェードイン。疲弊しているが諦めていない二人の表情がアップとなり、シリーズ最終話の最後を迎える。
<妻夫木聡、柳葉敏郎、新井浩文、小泉孝太郎、石橋凌インタビュー>
◆今回の撮影の感想は?
妻夫木:全然実感がなくて、毎回柳葉さんのリアクションに笑いをこらえるのに必死だったなということを思い出しました。今日は本当に夢のようだったなという気持ちで収録しました。
柳葉:(ロトのCMでは)セットを組んでの撮影というのが初めてで、新鮮な気持ちでやらせてもらいました。
石橋:私も61歳ですから、(やってないですけど)階段落ちは正直キツイなと思いました(笑)
新井:意外と本当に上に登ったら怖かったですね、あの階段は。
小泉:久々に柳葉さんとお会いして、帰ってきたんだなと思いました。また本人役というのも初めてだったので、何とも言えない不思議な感じで新鮮な気持ちで演技できました。
◆シリーズ最終回の感想は?
妻夫木:とにかくこの会社は人事が多いんですよね。次々といろいろな人が出てくるので楽しめましたね。映画をとっているような気持ちもあったので、完全に終わりと言われると寂しいですね。ただこれが本当に終わっているのかどうか僕には分かりませんが、まぁ人間階段を登っていくよね、ということで終わらせていただきます。
柳葉:僕の周りの人たちから次はどうなるの?って聞かれるのが驚きましたね。ドラマなどは先が分かりますけど、このCMは先が見えないので、周りの人が楽しみにしているのと同じく自分も楽しんだ現場でした。
石橋:一言でいうと寂しいですね。映画のような現場でしたし、そういった現場に流れる時間が好きだったので、それと同じような感覚を持っています。
新井:やっぱり俳優をやっていて、CM1本なくなるというのは手痛いですね(笑)
小泉:夢を感じさせながら終わったのが好きですね。妻夫木君と柳葉さんが階段を上っていくなんとも言えない余韻が素敵だなと思いながら二人を眺めていました。
◆今までのCMシリーズの中で印象に残ったシーンは?
妻夫木:やっぱり最初の柳葉さんのスローモーションで振り返った表情ですね。あのインパクトはすごいですよね。
柳葉:あれはもうできないなぁ。この作品の最初でしたし、家族みんなで笑ってくれました。
新井:やっぱり柳葉さんのスローモーションですね。それをブッキー(妻夫木さん)もやり、ハイスピードって破壊力があるんだなと思いました。
石橋:妻夫木君のお父さんとカミングアウトしたシーンですね。
小泉:個人的に好きなのは柳葉さんが申込カードに記入するところですね。マークする姿ってかわいらしいじゃないですか。
◆視聴者へメッセージを!
妻夫木:ロト7のCMも今回で最終話となります。僕が登る大人の階段に何を見るのか、楽しみにしてください。そんな皆様にも夢の続きが訪れるように願っています。
柳葉:皆様も夢を追ってこれから頑張ってください。
石橋:ご覧になってくださった方たちが楽しんで頂けたら幸いです。
小泉:ロトの夢とか宝くじの楽しさというのを感じさせてもらいました。外れたとしてもこのワクワクは他では味わえないので、ぜひ買い続けてください。僕も買い続けます。